右腕

最近あった一番嬉しかった話を◎

昨日の日記に神谷が書いたように
気がつけばもう7周年なのですね◎

7年前このお店を始める時にはこのように多くの人と
多くのスタッフと、さらにそのスタッフの先に居る家族に
支えてもらうことが出来るなんて思っても居ませんでした◎

今年の春に株式会社になって

僕はこんな名刺を使っています◎

他の会社の方と名刺交換させていただく時に
いつもドキドキします

だって大体の方は

代表取締役

とだけ書いてあり

社長までは書かないでしょ。。。

相当自己顕示欲が強い人なんだな

などと思われているのかもしれません◎

俺のことを社長って呼べよ!

とか

社長って響き、やっぱり良いよなぁ

なんていうキャラクターと思われているのかもしれません◎

だからまだ僕はこの名刺を渡すときに
毎度毎度、違和感を感じながら両手を差し出すのです◎

世の中の社長と
僕とは未だ大きな差があると思い

僕は社長と呼ばれるような
まして自分で自分のことを社長と呼ぶようなものではないような気がして◎

7年前、この青二才が産声を上げた瞬間から

今までは「ドウタ」だった呼び方を

「社長」に変えた人間が居ます◎

そう、神谷です◎

同級生なのに敬語を使ってみたりして

僕が自分に自信が無いこと

僕が大して何も出来ないこと

を高校時代から見ていて知っていたからこそ

一番近くに居た神谷が

周りの人から見て、僕が社長という立場の人なんだと
はっきりさせる為に、神谷はその不自然な呼び方を始めたのです◎

それ以降、青二才で僕のポジションをちゃんと作ってくれ

他のスタッフに「この人が社長なんだ」と知らせ

何も言わないとお客さんにバイトに間違えられる僕を「これがうちの社長です」

と、堂々と言い続けてきてくれた神谷◎

僕が社長で居られるのは

神谷が居たからこそです◎

最近あった一番嬉しかったこと◎

飲食店をやっていた僕の実家に

毎月のようにあった雑誌の方から

「小椋さんには相当優秀な右腕になる方がいらっしゃるみたいですね、
ぜひともその人を取材させていただきたい」

と、どこからそんなことを聞いてこられたかは分からないですが

ついに来たか、と◎

日本酒でもなく

店舗デザインや

中野特集でもなく


優秀な右腕特集◎

こんな嬉しいことは無いです◎

僕が僕で居られる根源、そこをちゃんと見てもらえるんだ、ってね◎

取材が終わり

記者の方が最後に

「なんだか私達がこれまで取材してきた他の右腕の方と
お二人(僕と神谷)はちょっと毛色が違う気がします

他の方は圧倒的強者の社長とそれを支える右腕だったんですが

小椋さんと神谷さんを見ていると卵が先か鶏が先かのように

どちらがこの会社の本質を支えているか分からないし、

どちらが無くてもこの今が無いんですよねきっと」

確かにそうだよな◎

僕が神谷に「お店やろうぜ!」と声をかけなければ今は無いわけだし

神谷が居なかったら、たとえお店をやっていたとしても、こうはなってない

いや、お店やってないのかもしれないそもそも◎

9月1日の発売日が楽しみで楽しみでしょうがないです◎

毎年毎年ひとつの区切りとこれまでの年月を感じる
阿佐ヶ谷青二才の周年がもうじきです◎

友達も増えました

スタッフも増えました

家族と呼べる人も増えました

また来年はどんな感じの思いとともに

8周年を迎えるのでしょう◎

8周年のその日からしたら7周年の今年は懐かしく思えるのでしょうか◎

9月6日【土】は中野店は閉めて
全スタッフとともに阿佐ヶ谷店にて
お待ちしております◎

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