みこし準備

投稿日:2008年9月18日 道太

こないだ青二祭の日、阿佐ヶ谷の神明宮という神社の秋祭りが
同時開催されていまして、青二才が位置するこの町内にも
一基、阿佐ヶ谷で一番大きな神輿が有るということで
生まれて初めてお神輿と言うものを担がせてもらうことになりました◎

祭前日、この近所に住む『ヨシタケ』といううちのお客さんが

『おーぅ道太、祭り用のダボシャツとか足袋とか買いに行こうぜー』

ん????

ダボシャツ???
なんだそれ???

足袋???

なんか、僕の想像していたのと違う◎

普段静かなこの町内、僕のイメージでは家族や恋人や友達や
ご近所さんみんなで和気あいあいと
お神輿を担いじゃって、色んな町内の寄り合い所のようなところに行って
そこでも和気あいあいと、その町内の人とお酒なんか飲みながら

『あー今年も秋が来るねぇ』

みたいな事を言いながら

『さてーみなさん、次の町内までそろそろ行きますかー』

なんて、いうものを想像していたのです◎

まったく無知もいいところです笑

ヨシタケに言われなきゃ、アオニポロで行ってしまうところでした笑
だって、それくらいこの町内は普段は穏やかな空気が流れているんですもん◎

さて、僕とヨシタケら一行はパールセンター内にある
とある洋服屋に入ったわけです◎

んで、店内を見回すこと2秒

ありましたありました◎

F1でいうところのポールポジションに陣取っていました◎
『祭り用衣類コーナー』

そこで、ヨシタケはさっさと色々取り出して
お店の人と『ダボシャツのサイズはうんぬん』

とか『下は太い方がいいとか細い方がいいとか』
なんか、話を始めていました◎

僕も、それを見てお店のおばさんに話を聞いたところ
お祭り用にそろえるなら

『ダボシャツ』
『股引き』
『足袋』

この三つがとりあえずあれば大丈夫◎

とのことでした◎

だったので、とりあえずさっきからまだその姿を見ていない
『ダボシャツ』なるものを物色しに行って

うすうす感づいていたことが鮮明に事実として目の前に突きつけられました◎

ダボシャツの柄

龍???

虎???

牡丹???

鯉????

花火????

花札????

もうね、いわゆる『粋が良すぎる』んですよどの柄も笑

刺青であるような本気の柄が、この阿佐ヶ谷のパールセンター内の
平和な洋服店にずらっと並んでいるわけです◎

もう、この時点で、

『アオニポロで良かれと思うなんて、
あぁ僕の祭りに対する気持ちはぬるいもんだった』と気づいちゃいました◎

本気祭りなんだな、と◎

普段は絶対に選ばないであろうものの中からどれか一つを
選択をしなくちゃいけない

『うーん鯉か、龍か、唐獅子牡丹か。。。』

の僕の横でヨシタケは

『この花火いいなぁ』と

どうやら、江戸っ子の『粋』と本人の感性がリンクする地点にあるシャツを
見つけたらしく、颯爽と着込んでました◎

結局、悩みに悩みに悩んだあげく、畳の縁にあるような和柄のパターンの
ダボシャツにして、店内で羽織ってみたところ
完全にその道の人か、田舎の祭りの屋台で干支の人形を売ってる
お兄ちゃんにしか見えませんでした◎

でも、祭りだ◎

の一心で、これと決め、買い込みました◎

僕にはまだ、唐獅子牡丹だの登り鯉だのは
早すぎた模様です◎

そして、その日(土曜日)の青二才の営業にも出て
でも、次の日が僕だけ早いのでということで
早めに仕事は切り上げて、次の日(日曜日)の祭りに備えました◎

続く、、、かなぁ◎

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