• 2008年12月6日
  • BY 道太

教えたいワイン

こんにちは◎

昨日のお休みはその時間を利用して、合羽橋に行ってまた器を買ってきたり
いろいろな打ち合わせをしたりと何かとバタバタ時間が過ぎました◎

そんな中、千代田区のある酒屋さんに赴いて
とあるワインを購入してきました◎

それはずっと、青二才にも少しだけ置いておきたかったワインなのです◎

1958年、当時中学の特殊学級の教員だった川田昇先生と特殊学級の子どもたちが
2年がかりで急斜面3ヘクタールを開墾した。
その10年後、手づくりのバラックで先生以下9人の職員が寝起きしながら、市・県・国の補助金を受けずに自分たちの手で学園の施設づくりを始めた。
1969年、30名収容の社会福祉法人「こころみ学園」を設立した。
設立のねらいは、知的障害者が山の斜面を使った機能訓練、質素な生活を通した情緒訓練
そして、ぶどう栽培、しいたけ栽培、植林、除伐、間伐、下草刈り等の作業を通じて助け合い
地域になくてならない施設をつくることである。
現在、職員が44名。17歳から84歳の生徒90名が共に暮らしている。

と、紹介されていたりするのですが
つまりは

体のどこかに不自由のある子供たちと、その先生が山を切り拓くところから始めて

色んな困難を乗り越えて、毎年、ワインをリリースするまでになったのが

栃木県足利市にある【ココファームワイナリー】です◎

もう、今では沖縄サミットなどで、このココファームのスパークリングワインが乾杯用に用いられていたり
すごく立派な結果を残しまるでドラマのような逸話のあるワイナリーなんです◎

でも、そこまでに来るにはきっと得も知れない苦労があったに違いないですもんね◎

僕たちはただ美味しいワインを求めるだけになりがちですが

このワインには背景があります◎

何か不自由を持った子達に、【仕事】というものを与えることで
新たな生きがいを感じさせてあげたい、という先生方の熱い思いと

目の前のことを、いろいろ惑わされやすい僕らとは一線を画すほど
本当に真っ向勝負で取り組む、生徒さんと

それを、周りから支える多くの人の力や想いが合わさって出来ているのが
『こころみ学園』ココファームのワインなのです◎

このワインを飲むことによって、僕らがその想いまでも感じ
感動することがきっと一番、こころみ学園の方々にとっては
良いことなのだと思います◎

今回、麹町にあるワインショップにて
ココファームのワイン『オークバレル』、二本だけ手に入れてきました◎

もっと買ってこれたらよかったのですが
今回はとりあえず、二本のみです◎
青二才では、残念ながら、あんまり赤ワインの需要が無いので
もう、ほとんど、僕の個人的な趣味で置くようなものですもん◎

とても優しい味がします◎
その思いを知って飲んでみてください◎

味を越えた優しさが、必ずや伝わってくると思います◎

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