• 2020年9月6日
  • BY 道太

誰かのために全力になれるチームを作りたい

先ほどの投稿にある今回の周年祭が特別なものになった理由です。
素直な気持ちを青二才の全スタッフに送ったので
それをみんなにも見てもらったほうがいいかな、とそのまま投稿しちゃいます。

どうか、皆様お力をお貸しください。

【青二才スタッフへのメッセージです】
「ごめん、また癌になっちゃった 今回はもう無理かも。やりたいことたくさんあったのにな 」

元スタッフの杏理から先月きたLINEです。

初めのその時は10年ぐらい前。そこから何年か闘病して、克服して
5年間何もなければ完治だと聞いてそのお祝いをしたのが去年。

完全に治ったって聞いたのに。

今回はまずいとこに発癌してしまって前回のとは話にならないぐらい状況が違うんだって。
定期検査で見つかって 即入院して すぐ手術して、もう 子宮無いんだってよ。

それでもまだ体の中にはその憎い細胞が残っていてどんどん別の場所に移っていて。
まぁ、俺もそんなに知識ないからさ
どこまで正確なことをこれで皆んなに伝えられてるか分かんないけど、
まぁ、きっと頭の中で想像ができる一番悪いことが進行していると考えて間違いないかな。

青二才はさ13年前からずっと色んなやつが働いてくれてそりゃあ、
今いるスタッフが昔ここで働いていた元スタッフの全部を分かるはずもないんだけどさ
今こうやって働けている青二才がまだ在り続けていられるのはどう考えても、
この青二才を築いてきたスタッフのおかげなんだよね。
その時代ごとに、ほら俺めっちゃみんなを頼ってしまうじゃん。

その立場にならないと分からないことが世の中には多過ぎるから
俺に晴太が生まれて初めて世の中の親がいかに子供に無償の愛を注ぐかを知ったし、
自分にもそれまで知り得なかった多くの愛が注がれていたんだっていうことも知ったのね◎

だから今いるみんなには想像してほしい。
今の青二才を作ってくれたこれまでの数々のスタッフのことを。

そして、いま、杏理のことを。

言葉にするとめちゃくちゃ安っぽくなっちゃうけど
とにかく杏理が大事なのよ。大切な人なのよ。
俺にとっても神谷にとっても、青二才にとっても今居る皆んなと同じように。

なので、今年の13周年祭や青二才はなれオープンは
その全てのゴールとして杏理のためのお金を集めたい。

俺らにいま何ができるか分からないからさお金があれば
もしかしたら最先端の治療が受けられるかもしれないし
そもそも入院や長い期間の治療ってとてもお金がかかるから
そこの心労が減ればその分のパワーを生きることに使えたりもするじゃん、きっと。

いつかこれを読んでいるあなたに同じぐらい辛いことが降りかかってきたらさ、
同じぐらい全力でなりふり構わず支えてあげるからさ今回は杏理を助けてあげようよ、一緒に。

何もせずに、ただ時間が過ぎていくのが嫌なんだ。
正解は分からないけど今年の周年は全てを杏理のために。

そう決めちゃいました◎

飲食店って、料理やお酒にサービスや雰囲気を持たせて
お金に換える幸せな、魔法みたいな仕事じゃない◎

今年は青二才が一団となってその魔法を全て杏理のために使おう◎

今まで培ってきた技術や、信頼をさ、ちょっとここのタイミングでみんなでお金に換えて渡そう◎

経営的には本当はこんな事をしてる場合じゃないんだろうけどさ^_^;
ごめん、今回だけ許して。じゃなきゃ、青二才が青二才じゃなくなる気がしてしまって。

青二才が産声上げる前の15年前。まだ実態の無い頃。
どういう店にしたいかを神谷とあぁだこうだやり合ってる時に神谷に送った一文を今でも覚えてる。

『誰かのために全力になれるチームを作りたい』

今こそ、その時だと思う◎
もうその時は迫ってるので追って神谷からそれぞれにやってほしい事が
容赦なく諸々連絡入ると思います◎

よろしくね!


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