• 2016年3月29日
  • BY 道太

富山後編

富山の夜
実は富山に来たのは人生で二度目だ◎
最初は社会人3年目ぐらいの時に仕事でお休みをもらい
母親と二人旅をした◎
と言っても、実家の岐阜に住む母とは金沢に集合し
そこから電車に乗ってちょっとだけ移動して富山に行くような旅行だった◎
とにかく寒い真冬の氷見に行き、漁港近くの料理旅館に泊まり
誰かの紹介で行ったのでわざわざ出て来て下さった料理長と話しをしながら
寒鰤とお酒を頂いたのを覚えている、ぼんやりと◎
今回も冬の日本海なんぞを見ていると
やはり自然と思いだそうとしているのに気が付く、ぼんやりと◎
泊の駅から30分弱で魚津の駅に着いた◎
今夜、お世話になる浜多君が居る街だ◎
浜田君は以前一度、中野店に来てくれて名刺交換をして
フェイスブックでも繋がっていて
今回の旅についての事をフェイスブックに上げた時に
すぐに「ぜひ魚津に来てください!んでうちに泊っていって下さい!」
と言ってくれた◎
そこから遠慮もせずに「ありがとう!んじゃ泊めて!」と
図々しい僕はこの日は魚津!と決めていたのだ◎
駅から歩くこと2分
すぐのところに浜多君兄弟がやっているお店がある◎
魚津には実はもう一人知り合いが居る◎
宮澤君◎
阿佐ヶ谷青二才のお客さんで3年前まで東京で
公務員をしていたのだが、今は実家であるこの地へ帰り
ここで暮らしている◎
富山~東京
近くはない距離なのに、今でも周年などにはわざわざ顔を出してくれたりする◎
彼とも、浜多君のお店で合流することとなっていた◎
先ほどの口岩さんのお店から小一時間◎
再び酒宴が始まった◎
たまたまいらっしゃった「幻の瀧」というお酒を醸していらっしゃる
長谷川杜氏も一緒に◎
この日の為にわざわざ大きな鰤を仕入れてくれ
鰤シャブやお刺身に◎
東京にいる僕らと
富山に居る浜多君
二人を繋ぐのは紛れもなく日本酒のキーワード◎
でもたったそれだけでも
会うのがこの日でたった二度目だったとしても
日本酒を介して会えた人、それだけで
なんだかどこへ行っても温かく繋がっていられる気がする◎
僕らが東京という地ですべきことと
富山の彼らがしていきたいと思っている事
日本全国を回りながら、やはり同じテンションで
リアルタイムに繋がり、そこから生まれる発想で何かを
作っていけたら、日本って言うのがどんどん楽しくなる気がした夜◎
母と来た富山
その時には料理長と母が話している事なんて
どこか遠い話だった気がする◎
でも、日本全国から自分が会いに来た富山
もっともっと大きな可能性が自分たち世代にはあるんだ
と、実感した富山◎
しっかり飲んで浜多君の家の温かい布団に包まれ寝落ちし
朝が明けるころ・・・・
いや、明ける前に
「道太さん、市場行きましょう!」
と◎
日本一綺麗な市場を目指していて
表彰も受けたりしている
魚津漁港◎
地元の仲買人さんに混ざって、市場の偉い人に
本当にびっくりするぐらい綺麗な漁港を案内してもらいました◎
富山に一泊しかないと言うのが本当にもったいない◎
口岩さんで頂いたお土産にはあさみさんの手紙が◎
わざわざ良い鰤を仕入れてくれたり
朝に市場に連れて行ってくれたり
ありがたいおもてなしをしっかり受けてしまいました◎
自分ノートにしっかりと「魚津」と◎
必ず再訪したい街として書き込み、寒い寒い魚津をあとに
一路福井へ◎

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