• 2016年2月26日
  • BY 道太

新潟は柏崎

新潟は柏崎

あゆみの実家をまだ日が開ける前の
朝早くに出た僕らは各駅停車に乗って
柏崎を目指した◎
今日は、阿部ちゃん(新潟)のところなのだ◎
この阿部ちゃん(新潟)は、去年神保町オープンの際に
諸々ご縁があって、2週間ほど青二才を手伝ってくれていた◎
28歳という若さで
お酒造りを初めて自分で仕切ってやった年、飲食の現場ではどのように
自分お酒や、人のお酒が飲まれているのかを学ぶ、というのが目的で、だ◎
まぁ、根は真面目な性格なのでいろいろなお客様の元でお話しさせていただきながら
確実にファンを作り、また、青二才神保町の初動の大きな力にもなった◎
言ってしまえば、青二才クルーの一人でもあるのだ◎
なので、今回の旅
新潟を回る際には必ず阿部ちゃんの蔵に行って
恩返しのように手伝いをしてこよう◎
と思っていた◎
直前ではあったが事前に連絡をして
「手伝わせてくれ」
と年上ということによる先輩風をビュウビュウ吹かせながらお願いした◎
柏崎から二駅、安田という駅に着いたら
すでに阿部ちゃんが待っていてくれた◎
「歩いて蔵まで行くよー」
などという僕らの言葉に
「いえいえ歩くと地味に距離ありますからー」
などと言ってくれたのだ◎
風を吹かしすぎたか・・・
蔵に到着
頭に手ぬぐいを巻いて、現場用の長靴に履き替え
手を洗い、アルコール消毒し
準備万端!
さぁ、手伝うぞ!
となったものの、阿部ちゃんはじめ他の蔵人さんの
段取りや作業がそれぞれしっかり区切られており
パッと行っただけの僕らが入る余地も無かった
よくよく考えてみた
そりゃそうだ◎
僕らだって、必死で普段の営業をしながら
チームワークを磨き上げ、少ない人数でいかに最大のパフォーマンスが
発揮できるかを日々実行している◎
初めて行った蔵で、一朝一夕に手伝いなんか
簡単にできるもんでもないのだ◎
それでも、僕らでもできる仕事をいろいろと
段取りをつけて振ってくれた◎
これがその写真だ◎
醪に櫂入れをしている◎
この一枚で、なんとか
「ほら!どうよ!俺らお酒造りしてきたぞ!」
とスタッフに自慢して回るはずだったが
様々なお蔵さんを回ってお酒造りの現場に直面すればするほど
簡単にお酒造りの一助となれるようなお手伝いなど
できないと知った◎それぐらい、どの蔵元さんも真剣で必死なのだ◎
阿部ちゃんのところで確信しました◎
しかし、阿部ちゃんのところの蔵
自分でも言っていたが、設備が整っていない◎
行動動線や、自動で温度管理できるような機器
タンクに櫂入れするときの足場
お酒造りのコア部分である麹室なども自作部分があったり
先日見た楯野川の最新鋭の設備にはとても遠い現状だ
ここでまだ2造り目の若者である
阿部ちゃんが、試行錯誤しながらそれはそれは必死に
設備不足な面を少しでも補えるように、頑張っていた◎
どうしても応援したくなってしまうんだよな◎
すぐに100点、自分も他人も満足できるようなお酒は
できないかもしれない◎
それでも、少しずつ毎年成長し
蔵の雰囲気や設備が変わり
いつか気が付いたとき振り返れば
こんなこともあったなぁ、と自分の人生に並走しているような
そんなお酒であって欲しいと思う◎
これからも
真面目な阿部ちゃんを応援し続けよう、と決めました◎

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