• 2013年8月3日
  • BY 道太

青煌ありがとう!

中野店がオープンして半年
ありがたいことに色々な取材等々を受けてきましたが
そのほとんどに登場し、中野青二才の雰囲気を作り上げてくれたのが
カウンター上の整然と並んだ【青煌(せいこう)】のボトルたちです◎

今から数年前に杜氏の清水君と出会い
(お酒を造っている責任者本人に出会えるなんて、日本酒は身近で面白いなぁ)
と思い、日本酒にまたぐいぐい嵌っていったのです◎

もともと、中野店のカウンター上の棚には色々な種類の日本酒を置こうか
と思っていたのですが
中野店が開店する5日ぐらい前になり
デザイナーさんと話していて、雑然と色んなボトルがあるよりも
一種類のボトルがずらーっと並んでいる方が格好いいですね!

と◎

が、もう時間は無いし、、、、
こんな無理を聞いてくれるのは清水君しか居ない!

と思い連絡したら、即オッケー

迅速に対応していただき
翌日にはちゃんと栓詰めされた空ビンが50本ほど送られてきたのです◎
おかげさまで開店に際し
とても格好良い見た目に仕上がりました◎
本当に感謝のきわみです◎
さて、開店して半年

開店時にもう一つ決めたことがあり

半年毎に陳列のお酒を変えて

それを通して色々な酒蔵さんと繋がっていけたらな
と言うことです◎
もちろん、今後とも青煌を一押しさせていただくことに変わりは無いのですが◎
と言うことで
お世話になったボトルを一本一本拭きあげた後

before

after
こうなりました◎

先日お世話になった秋田の新政(あらまさ)
佐藤祐輔さんによるお酒(やまユ)です◎
作られるお米によって、白、青、桃色、緑、赤など
色々なカラーバリエーションのあるやまユですが
雄町というお米で作られた、この赤いラベルのやまユ
実はお店に置いてありません。。。

と言うのも
幾つかある新政のラインナップの中でも
このやまユのラインはかなりのこだわりがあり

祐輔さんの納得するラインを越えなければ
世にやまユとして送り出さないそうなのです◎
お酒って本当に労力の要る品物です◎
お米作りから始まり、イメージしたお酒が出来上がるまで
信じられないぐらい手がかかっているのです◎

そんなに手を掛けたものでさえも
納得したできばえでないという職人としての矜持で、
今年は雄町米で作られたこの赤やまユはリリースしない、と言うのです◎

せっかく丹精込めて作ったんだから
まぁ、60点でも、世に出してしまえ!

と言う考えは一切ないのです◎
僕らも仕事に妥協せず
日々の営業をこなしていけたらな

と言う思いから

あえて、今年祐輔さんが踏みとどまったこの
赤いやまユを送ってくださいとお願いしました◎
なので、陳列してあるこの赤いやまユは
青二才だろうが他のお店だろうが今年のものは存在しないのです◎

もちろん、祐輔さんの合格ラインに達した
新政の他のお酒は置くようにしておりますのでご安心ください◎

普段日本酒を飲みなれていない方に大推薦の蔵元さんです◎

そしてやはり最後に清水君

本当にこの開店からの半年間ありがとうございました◎

お互いまだ30代前半!

ともに成長して行こうね◎

お世話になったこの瓶を持って
近いうちに山梨にお礼に行きます◎

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