• 2010年12月6日
  • BY 道太

最近の鉄人事情

久しく
鉄人のお店【俺ん家】について
書いてなかったのですが
https://aonisai.jp/1623/
https://aonisai.jp/1779/

ま、たまーに
僕らも行くわけで

行ったら行ったで
やっぱり、何かしら
ここに記すようなネタが
自然と出てくるのです◎

先々月くらい
けっこうな豪雨の中
仕事後にフラッと行くと
店内に鉄人こと洋ちゃんは
おらず

従業員の子に
『あれ?今日、洋ちゃん居ないんだ』

と言ったところ

『さっきまで居たんですけどベロベロでした』

と◎

僕も知らないうちに
マー君が洋ちゃんと携帯番号交換を
していたので

マー君が洋ちゃんに電話をした◎

すると

『5分でそっち(俺ん家)に着くからちょっと待ってて!』

と◎

まぁ、僕らも飲み始めたところだったので
なんてこと無しに、飲みながら洋ちゃんが
来るのを待っていた◎

10分後

『なかなか、来ないなぁ』
言ってた頃に、お店の扉が開いた

同時に

僕らの口も開いた


『今日、波が高くて時間かかっちゃった♪』

って

ここは東京砂漠の外れ、阿佐ヶ谷村
波立つ海なんぞあるはずも無い◎

その中を
海パン一枚に
ゴーグル姿で登場したのだ◎

もちろん、着替えなど
持っているはずも無い◎

完全にやられた笑

以前も書いた
ぶっ飛んだ
メニューの進化を
全て司っているのは
この男だった◎

一人で24時間営業
年中無休のお店を始めたのも
この男だった

いや、この漢だった◎

爆笑する僕らを
まるであざ笑うかのように
颯爽と隣に座り、飲み始める◎


30分ぐらい
一緒に飲み

おかしなことに
営業しているラーメン屋(一応)で
海パン姿の漢が同席していることに
僕らも違和感を感じなくなってきた頃

ふと、洋ちゃんが立ち上がり

『んじゃ、そろそろ帰るすけ◎』

と言い放つと

お店の扉を開け
夜の帳の中へと
消えていった◎

再度言うが
外は豪雨である◎

濡れてもいい格好という
合理的といえば合理的な格好だが
寒くなり始めているそんな時期だった

席から立ち
見送った僕らの目には

バケツを返したような
雨の中、一人、公道を
歩いていく、不審人物が
映るのみだった◎

それが先々月◎

また、昨日も行ってしまった◎

どうしてもラーメンが
食べたくなってしまった
僕と神谷とマー君は

お酒はやらない!

と決めて

俺ん家に行った◎

けっこう賑わっていて
ちょうど僕らが入れる分の
4人席が空くところで
それ以外はほとんど人で埋まっていた◎

『今日はお酒はやらずにラーメンを食べに来たから!』

と言い
4人席に3人で座り
スタンダードな博多ラーメンを
注文し

出来上がるのを待っていた◎

すると

男2女2の4人組が入ってきた◎

もちろん店内はほぼ一杯である◎

だが
何となく
僕らはとっさに

『あ、俺らどっか移るよ』と言い
席を立ち、

後からの4人に譲った

ものの、
2人分しか店内に席が空いてなかった◎

ラーメンも出来上がってしまった◎

ま、その2人席で立って食べればいいか◎
どうせ今日は食べるだけだし◎

と思っていたら

神谷が『例えば外で食べたりするのは!?』
聞いたところ

二つ返事で

『あ、いいですよー』
と洋ちゃん◎

結果

男三人

師走の明け方の路上に座り込み
ラーメンを食べるの図


出来上がった◎

普通のお店ならば
お客さんの立場である僕らも
そんなことは言わないと思う

し、思いつきもしない

ここは

想像を超えるような
不思議スポット

お客さんに
何かを発想させる

そんなお店です◎

寒い中
食べた、ラーメンは
やたらと沁みた◎

みんな
静かにひととおり食べ終わり
替え玉をしようかと
思っていた頃

扉が開き
店内から出てきた洋ちゃんが

『これ、お詫びに』

手にテキーラを持って現れた

(本当に要らない)
と誰もが思った◎

路上ラーメンと師走とテキーラ

相性は

最悪だった

が、

それも
なぜだか
日常茶飯事のように
起こっている

そんな店

俺ん家

理解できない人も多いだろうが
分かってしまうと
なぜだかツボにはまるように

どんどんそのアリ地獄に
落ちていくのである◎

↑
PAGE TOP