• 2012年9月28日
  • BY 道太

秋風に

秋風に

たなびく雲の
絶え間より
もれ出づる月の
影のさやけさ


秋ですね◎

めっきり秋ですね◎

今、二階のお客様が帰られたので窓を開けてPCに向かっていると
あまりにも気持ち良い秋風が吹きこんできたので

思わず、百人一首の左京太夫のあの歌が頭の中によぎり
今日の日記はこれだ!とキーボードを叩いてしまいました◎


ま、ですが◎

しっかりとgoogleで調べさせてもらってから入力しました◎


先日、神谷、後輩N、梨枝様と我が家で飲んでいて
どういう流れだったか

互いにクイズを出し合おう

となり

久しぶりにやってみると分からないような問題を
それぞれに出し合ったのです◎

因数分解とか
世界の社会主義の国を5つ挙げよ、とか
漢字の問題とか

もちろん出題者はその答えを知っていることが前提ですが◎

そして神谷のターンの際に
『百人一首とか、どうよ!』となり

かつて書道をやっていた神谷は
他のメンバーよりもそのジャンルは詳しく

ま、百人一首の中から出題したのですが

やっぱり、忘れるものなんですね人間◎

あんなに覚えてたのに
今、思い出せるのって言ったら

小椋道太だけに

小倉山 峰のもみじに 心あらば
今ひとたびの みゆきまたなむ』

ぐらいですもんね◎

そこから、ちょっとだけ百人一首に興味が湧き
僕的にいくつか調べたりしてたんですが

いやぁ、今やってみると面白いもんですね◎

学生時代は
古文のルールや、試験に出そうなところを優先させなきゃ
などと言うプレッシャーのようなものが大半を占めていたのに

今となってはそれらは無く、感覚的に昔の人の感情と対峙できちゃうもんね◎

季節感や

壮大な景色や

恋愛や

世の無常や

なんだ、昔の人
ウマいこと言うよなー

って、

facebookで
僕の友人である
紫式部が

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
      雲がくれにし 夜半の月かな
などと書いていれば
それを見て

『切ないなぁ、ドンマイ!』
ってコメントするし


僕の先輩である
能因法師が

 嵐吹く 三室(みむろ)の山の もみぢ葉は
    龍田(たつた)の川の 錦なりけり


などと言っていればすかさず
イイね!ボタンを押してしまうはず◎


知らないうちに
学生の頃とは違った見方が出来るようになっている◎

そりゃNHKも面白くなって来ちゃうわけだよね◎

日本酒の勉強もそうだけど
やっぱり、学ぶことって意味があるし面白い◎

どんどん新しい事を吸収して行きながら
昔聞いた事ももう一度反芻してみたいな

そんな風に思わせてくれる
秋風でした◎

さて、仕事に戻る!

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