警察

夜道、一人で自転車をこぎながら自宅に帰っていると

途中で背後に何者かの気配が。。。

しかも、ずっと付いてくる、

そして、満を持して振り向こうか、どうしようか、との瀬戸際のあたりで

『はい、こんばんわー、ちょっと自転車調べさせてー』

って、

えぇ確かに、暗い夜道、寒いもんだから真っ黒のコートの
フードまでしっかり被って、そりゃあ、怪しい雰囲気かもし出してましたよ、えぇ◎

怪しいと思われている僕は、自転車を降り
『どうぞ、小椋です』

と言いながら、防犯登録の番号を照会してもらう

えぇ、慣れっこですよこんなん◎

これが、僕と警察の人との通常のやり取り◎

先日、恵那に帰った時に母から聞いた話

母のとある知り合い(恵那の市街地から離れたところに住んでいる)Aさんの家の近所で
先日、独居老人の方が自宅でひっそりと亡くなったそうだ。

おそらく、老衰なり何なりの理由があったと思うのだが

警察と言うものは、なかなかにして、やはりいろいろ調べなくてはならないらしく
亡くなった方の家にパトカーで乗りつけ、家に入り、いろいろと調べ上げていたという。

はたまた、Aさんのところにも来て、最近はどんな感じだった?
とか、ご家族はいらっしゃるのか?などとこれまたいろいろと聴取していったとのこと。

それから、しばらくして、そのAさんが家の外にいたところ

まだ、警察の人がパトカーでウロウロしていたらしく

(なんだ、まだ調べ物かな、警察って言うのはなんの情も無いんだなぁ)

と、思っていたところ
そのAさんのところまで来て、一言

『こちらの方に見回りで来たついでに、先のご老人のお宅に
花を少しだけお供えしてきたんです。

もし、お暇などありましたら
私はなかなかこちらへ頻繁に来れる事も無いので
お花の水なんかを変えていただけると、嬉しいです』

と◎

いい話だなぁ◎

田舎だからか、なのか、温かいなぁ◎

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