• 2010年10月24日
  • BY 道太

光と影と

青二才という
構想を持ってから
この10月23日で5年が経ちました◎

5年前のこの日に、今の前身である
三鷹の青二才が始まり
僕らが夢への一歩を踏み出したのがこの日です◎

本来は
こんな日には
楽しいことを書けばいいのでしょうが
やっぱり、この5年間
楽しいことばかりでは無かったですね◎

昔も今も
僕の一番の喜びは

人が増えることです◎

僕が作ったきっかけに
神谷が加わってくれて

また、色んな人が
アイデアをくれたり

色んな従業員が
力を添えてくれたり

色んなお客様が
顔を見せに来てくださったり

そう、本当に人が増えていくことこそが
自分の人生の楽しみだと思っているのです◎

でもね、5年もやっていると
人は増えるばかりでなく

来なくなったお客様もいれば

遠くへ引っ越してしまった人

亡くなってしまった人など

様々ですが

一番、辛いのは

家族だと思うようにしている
従業員が突然来なくなる=(通称)バックレる
時ですね◎

人って
人間関係を構築していく上で
やっぱり一番難しいのは

心の底から
信用を得ることだと思うのです◎

恥ずかしいと同時に
当然のことですが

ずっと今まで一緒に生きてきた
神谷以外の人間が青二才のスタッフとして
働くようになった時

(ま、謙一とか研二とかですが)
僕は、バックルームの金庫に営業中でも
鍵をかけるようになりました◎

そんなことは無いと思うのですが
万が一、とかを考えて
鍵をかけるようになったのを覚えています◎

ただ、それと同時に
出来る限り、働いてくれる人を
信じよう

と、心の底から誓いました◎

勝手な僕の解釈ですが
人は常に50%50%でバランスを取って
生きるものだと思います◎

僕が信用すればするほど
同じくらいの信用が後からついて来る

と思っているのです◎

それを前提に
『人は裏切らない』
僕自身に信じ込ませ
5年間やってきています◎

お客様が離れるにも

スタッフがバックレるにも

当然、根源となる理由が存在すると思います◎

お客様が離れる時

僕は、きっとそれだけのビッグウエルカムが出来てなかったんだと
悔やみます。

何度も悔やんで
今も、悔やみと、その反動のビッグウエルカムの毎日です◎

けれど
スタッフが離れる時

そのメンバーの境遇に
僕が立ててなかったんだという
後悔のような物と同時に

そのメンバーが
僕の立場までも共有できてなかったんだ
と悔やみます。

ここで一緒に働くメンバーに
逃げる癖をつけてほしくはないのです◎

やせ我慢の美学
という話を最近聞きました◎

貧しい家庭で
御飯もお腹一杯になるほど用意できない状況なのに

お母さんは『私はお腹一杯だから』と
子供に食べさせる◎

とか

本当は風邪をひいて39度くらい熱があるのに

自分の立場を考えて
『全然大丈夫ッス!』と仕事に出てくる部下

とか

親が子供を育てる責任
上司が部下を育てる責任

と同時に

子供が親を大事に思わなきゃと思う気持ち
部下が上司に応える気持ち

ここもやっぱり50%ずつのバランスが存在して
それぞれの責任を軸にやせ我慢が存在する時

一番の成長を遂げる

と言うような話◎

従業員がバックレる時
一人で抱える我慢の限界を超えたんだ
と言うよりも前に

やせ我慢を
させるまで思わすことが出来なかったんだ
と言う思いばかりです◎

先日
青二才ファミリーに入った
波木がバックレました

今までも
ここでは一切書かなかったけれど
何人かがバイト初日でバックレたりしました

ただ、波木は
青二才の面接で一回断られたところを
『どうしても青二才で働きたいので、もう一度
面接を受けさせてください!!』

と言い二度目の面接までこぎつけて
僕と神谷は、『飲食未経験だけど
その根性だけは信じて認めよう』

と採用をして、一緒に働くことを選択しました

波木がバックレる前日も
営業後に一緒に飲んでいて
『俺、絶対に辞めないっす!』

とか言っていたのに

いきなり音信不通になったのです。

ま、色んなところから情報は入ってくるので
今もどこにいるかも知ってはいるのですが

そして、青二才に対しての
どんな悪口を言っているかも知っているのですが

『絶対にやめないです!』

と言った言葉と

青二才への悪口と
僕に対して、未だに付いている嘘を

どっちが本当の波木なんだろうと
それでも考えてしまったり

人を信用するって
本当に難しい

けれど

僕は人を信用していかなきゃいけないと
思っているし

人を疑う人生なんて
何の楽しみも無い

と思うのです

本来こんなところで
名前なんて挙げて書く文章じゃないけど

きっと
波木もこの言葉をいつか読んでくれるような気がして

そしたら連絡してきてね◎と思って◎

波木のとこまでいきなり行ってもいいけど

波木が青二才の目が届かないと思ったところでしたことや
言ったこと、全てを晒してもいいけど

どこかでやっぱり
それは寂しいから
寂しすぎるから

また、きっと
ちゃんと筋を通してくれることを
望みます◎

一緒に働くのは
もう難しいのかもしれないけど

それでも僕は
一人の人間としての波木を信じてます◎

出来るなら
こんなに辛い思いはしたくないのです◎

昨日の神谷の楽しい幸せな日記のあとにゴメンね◎

僕に対しても背筋を伸ばさせるようなことだから、
忘れちゃいけないと思って、ね◎

波木が抜けて
めっちゃショックだけど

僕全然大丈夫!っていうやせ我慢◎

よし、今日も始まる◎

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