なんで、僕と神谷がこんなにも福岡に固執するのかと言うと
何度も書きましたが、二年前の旅で、ある二人に出会ったことで
その人のような大人になりたい!という気持ちと
その後、ずっと会って直接言えなかった感謝の気持ちを伝える為です◎
それが、通称、【阿部ちゃん】と【監督】です◎
なんだろう、泊まるところも決めてない旅って基本的に寂しいものですよね
そんな不安がずっと付きまとった旅だったんですが
その中において、優しく優しくされた見も知らない僕らは本当に、心の底からの
感謝の気持ちを思ったのです◎
二年間、きっと僕らもそれなりに頑張ってきました◎
でも、まだまだ、到底あの二人には追いついてないなぁ◎と思うのですが
会いたくて会いたくてしょうがなかったのです◎
お礼も言いたいし、僕らこれだけ頑張ったんですよ!っても言いたかったし
あの日から、目標が一つ増えたんです!ってことも言いたかった◎
でも、言葉も何よりも、とにかく会いたかった◎
温泉で仮眠を取った僕らは
とりあえず、電話をして、今日の夕方阿部ちゃんに会う場所を決めてもらおう
と言うことになり、ちょっと緊張しながら電話をしました◎
阿部ちゃん
『おー福岡に着いたと!!?よう来たよう来た、今どこにおるとね??
おー前会ったところね◎ほんなら今から空港まで来んしゃい◎』
と
僕
『阿部ちゃん仕事は大丈夫なんですか!!?』
と
阿部ちゃん
『そんなもん、よかよか◎ほんなら空港で◎』
空港に向かう僕と神谷、そして、空港に着き
数分経ったころ、僕の携帯が鳴り
『今、空港着いたったい、交番のところまで来れるとー??
青い作業着を着て、頭のはげたおっさんがおるとね、それが僕です◎』
『向かいます』と言って、空港の3階に居た僕らはエスカレーターを駆け下り
足早に向かいました◎
そして、交番のところに行くと
居た!!!!!!!!
なんにも変わらない、僕らの覚えているまんまの阿部ちゃんがそこに居たのです◎
もう、『うわぁ~~!!!!!』って言って二人とも阿部ちゃんとハグですハグ!!
『会いたかったー!!』って言葉しか出てこなくて
実際にお礼なんてその時言えたかは覚えてないです◎
会いたいとずっと思っていた人と会えるって言うことって
こういうことか!!!!!
ハグして何度も握手して、言葉をいくつか交わしてるうちに
本当に自然に涙が出てきちゃいました◎
人って一人じゃ生きていけないから
誰かと生きていくんですけど、その誰かがいるって言うことは
こんなにも幸せなことなんだ!!って◎
会いたい人が居るって、言うことがこんなに幸せなことなんだ!!!って◎
『阿部ちゃん仕事は~??』ともう一度目頭が熱いころに聞くと
『東京からわざわざ自分の息子たちが来てくれたのに、仕事なんてしとれんって言って
サボってきた◎よかよか◎』
なんで、この人はこんなにも優しいんだろう??
僕らなんて、阿部ちゃんになんにもしてあげたこと無いのに
何でこんなにも優しくしてくれるんだろう??
でも、一つ分かることは、この人は、僕ら二人のことを
無条件に信用してくれていて、好きでいてくれている◎
だから僕らも、阿部ちゃんに無条件に会いたくて会いたくて今日来たんだ!
って◎
愛は与えてもらうと、自然とそれを返したくなる◎
出会いはほんの紙一重の偶然だったけれど、結局今、僕らと阿部ちゃん監督との
関係はものすごくシンプルで、お互いにお互いを喜ばせようとしてる◎
50%対50%でシンプルだけど、それ以上無い良い循環なんだねきっと◎
こんな関係でいろんな人と向き合っていければ
絶対に生きていくのが今よりも楽しくなる◎
と、再確認しちゃった◎
そして、その後、監督も合流して、ハグをして
僕ら一行は飲み屋に向かったのです◎