福島の子犬

福島の狂犬ことマー君◎

地元に居た頃は、学校なんかとは別の
アンダーグラウンドな縦社会に身を置いたり

それこそ、ここで書いたら
多くの方が、次からマー君に敬語を使うようになっちゃうような

武勇伝のカタマリなんですが

そんなマー君も青二才で働き始めて
早４ヶ月目◎

今でも、たまにドキッとするような鷹のように
鋭い眼光を発したりするのですが

そんな狂犬、マー君にも弱点があるのです◎

それは

お化け笑

他に世の中にゃたくさん怖いことあるだろうし
知ってるのだろうに

お化けが怖いんです◎

なので、営業終了後の電気が消された
二階や三階には一人じゃ行けません笑

昨日は
そんなマー君にサプライズを◎

昨日営業後にみんなでご飯を食べる時間、深夜４時

普段はなんのことはない映像が流れている
店内映像がいきなり切り替わり、

TSUTAYAで借りてきた

【本○にあった呪○のビ○オ】
がいきなり流れる◎

箸が止まるマー君◎

『何流してんすかー！！』って戸惑うマー君◎

それから電気を消し、暗闇の中みんなでホラービデオ鑑賞会◎

ホラー映画ではなく
現実の投稿ホームビデオのオムニバス
みたいな構成で進むその映像の

不可解な映像のシーン
ま、
いわゆる心霊登場シーンになるごとに

『おおぉおおぉ！』と叫ぶ謙一

にビビる僕

の横で固まる一菜

には目もくれず
頭を抱えるマー君◎

もはや、狂犬の面影など一切なく

子犬のように◎

一時間のDVD映像のあとに
まだ、暗い町でこれから帰って
一人で眠りにつけなくなったマー君は

『ちょっとみんなで飲みに行きましょうよ！』

と半ば強引に誘い出し

鉄人の店『俺ん家』へ◎

飲みながら
時折、一菜もマー君にため口を叩くようになってきました◎

街が朝日に包まれる頃
やっとこさ青二才軍団一堂はそれぞれ家に帰るのでした◎