昨日の日記より続き
僕が、午前11時にディズニーに行けなくなった理由を
探そうとすればするほど、アレしかないと思ったもの
それは
やっぱりこの店にある笑
土曜の仕事が終わり
めちゃくちゃに忙しかったので
神谷などとラーメン食べに行こう!
ってことになり
行ってしまった◎
お店に入り
いつものように
まず、ビールをオーダー◎
ビールを飲みながら『さて、今日はどんなラーメンにしようかなぁ』
などと悩む◎
なんせ、ラーメンのメニュー数は40種類以上もあるのだから◎
まことは
色々迷った挙句に
迷う必要のないいつも通りの博多ラーメンに決定◎
僕は
前に試作を少しだけもらったことのある
塩油そば(だっけな。。)そんなようなものをオーダーすることにした◎
トイレに行きたくなってきた◎
が
この店で注文時にトイレに行くなどと
言う時は、イコール『死』を意味する◎
トイレに行っている間に
神谷の因縁(ラーメンバーガーの陣)により
僕のオーダーが
カルボナーラー麺に変更されていることは
お見通しだ◎
そんな策略には引っ掛からない◎
と思っていたら、神谷が
『トイレ行くついでに頼んでくる』
と
サクッと
自分のトイレ願望と
自分のオーダー死守という
二つの事項を安全に両立できる方法をあみ出しやがった笑
んで、神谷がトイレに行っている間にも
ビールを追加し、飲みが進む◎
仕事後の一杯の旨さがここ最近
加速度的に上昇している◎
ラーメン屋なので
けっこうな蒸気があるのだけど
(この蒸し蒸し感も更にビールの旨さを際立てているなぁ)
なんて思っていたら
いつもすぐに出てくる
博多ラーメンがいつも通りのタイミングでマコトの所にやってきた◎
その後、神谷が『今日は餃子!』って言っていた
神谷が死守した自分のオーダーである餃子などがテーブルに登場するも
なかなか、僕の塩油そばがやってこない◎
かれこれ30分は経っているはずだ◎
お、これはきっと注文し忘れか
もしくは洋ちゃんが聞き逃したのか
などと怪訝な顔をしていた僕を見て
『もうじき来るっぽいぞ』と神谷が言い放った◎
相変わらず
人が考えていることを先読みしやがる◎
神谷もちゃんとオーダーしてくれたし
洋ちゃんも聞き逃してないわけだ◎
そこから更に数分が経った頃
愕然としている僕が居た◎
僕の目の前に運ばれてきた物
どこからどう見ても塩油そばではなく
あの伝説のラーメン
メニューに載っているのに
洋ちゃんの居ない時に、おもしろ半分で頼もうとすると
『まったくレシピが分かりません』と
他のスタッフが誰一人として未だその作り方も完成形も
見たことがないというあのラーメン◎
前に書いた日記でも紹介していたが
正体不明という4文字が光り輝くあのラーメン
panrai・スー・麺
が僕の前に置かれたのだ◎
神谷、やりやがった。。。。
トイレに行くと見せかけて
善人なフリをしながら、僕のオーダーを勝手に
panrai・スー・麺に変更していたのだ◎
1.トイレに行く
2.自分のオーダー(餃子)を死守する
のと同時に
3.小椋のオーダーをpanrai・スー・麺に変更する
ということまでやってのけたのだ◎
兎にも角にも
僕は正体不明な、この石鍋に入った山盛りの何かを
倒さなければならない
溶岩のように
石鍋の中で煮えたぎっている
物体に箸を入れた
す、
す、
すくえない。。。
UFOキャッチャーのように
箸は鍋の中に確かに入っているのだが
UFOキャッチャーのように
箸は何も引き上げてこないのだ
おかしい、
だってラーメンのはずだろうに。。
しばらく、ほぐすようにその中をかき回していたら
麺ではなく、
パンが引っ掛かった笑
僕の持ち上げた箸により
パンが引き上げられていた
ただ、そのパンには
ご飯の米粒がごっそりとくっついていた笑
我に返る
あぁ、パン・ライスー・麺
だった。。。
口に運ぶ
こんな熱いラーメン食べたこと無い
ってくらいに熱かった
だって、ずっと煮えたぎっているのだから◎
というか、もはややっぱりラーメンではないし。。。
僕の戦っているのは
ラーメンではないんだ、と自分を思わせるしかなかった
ら、
次のターンでは
麺が引っ掛かった笑
ただ、麺にも米が付着していた◎
あぁ、panrai・スー・麺だった◎
先ほど
煮えたぎっていると書いたが
この文字面だと誤解されるので
先に書いておくが、この物体
いっさい、汁っけが皆無なのである◎
煮えたぎるように見えるのは
ご飯と麺とパンが玉子で閉じられたような物体を
石鍋の底にある見えない何かが定期的に
全体を持ち上げて『プシュー』っと
ダースベイダーの息のように吐き出すのである◎
それくらい
液体感は無く、固体なのだということ◎
ぐつぐつとかそんな表現は一切当てはまらない◎
洋ちゃんが
『どうですー?』って様子を伺いに来た
僕は
『実際食べてみても正体不明だね◎
んで、油そばみたく汁っけがまったく無いんだね』
と正直に言うと
『そうかー汁っけが無いんですね、なるほどなるほど』
と、それに続く
次の一言で僕は完全にノックアウトされた
『なんせ、ノリでメニューに載せちゃったけど
作ったの初めてなんで◎笑』
なんと、
今回の新メニューに
堂々と、そして他のメニューと
同じ扱いを受けるほどサラリと載っていた
PANRAI・スー・麺は
店主でさえも
作り方が分からないという一品だったのだ◎
一回、メニューの写真用に作ったらしいのだが
その時と、明らかに違う物が出来上がったらしい笑
見た目は玉子で閉じてあるため
もはや判断できないでいたら、どうやらそういうことらしい◎
底の方はおこげが出来ている
そんなPANRAI・スー・麺を
ただひたすらレンゲで救い上げ(箸は途中で諦めた笑)
パンとライスと麺の不協和協奏曲を僕は楽しんだ
その先に
分かったことが二つだけある
一つは、食べてみても
結局、正体不明だったということ
もう一つは
僕はディズニーに行けなかった、ということだ◎