事故から気づく

投稿日:2010年10月15日 道太

午前9時

久しぶりに

テレビを食い入るように見てしまった◎

例のチリで起こった
落盤事故の最後の一人
リーダーのウルスアさん生還の瞬間だった◎

きっと色んなところで
色んな人が、色んな言葉で
この事故や、チームワークや
リーダーシップ論や、家族愛などについては
語ると思うので、普段はあんまりそういうものに対して
書こうなんて思わないけれど

あまりにも色んなことを同時に思わせてくれたので
忘れたくないが故の備忘録的に

僕も、何かしら書かずにはいられないような気になった◎

普段
事件や事故や
文章を読んだりしていても

まず、主人公や登場人物の気持ちになりきってみたり
するところから始めたりすることがある◎

書き手はすごく楽しい気持ちで書いてるな

とか

犯人にはどうしてもこれを遂行させなきゃ行けない
宗教的な背景があったんだな

とか

出来る限り
自分の中で考えてみるものの

今回の事件ばかりは
到底想像もつかない

いきなりの落盤事故で、日の光も水も一切入り込まないような
地下700mくらいに33人が取り残され

そこで何を思ったかなんて

絶望以外思い当たらない

そんな絶望と言う二文字でさえも
合っているのかも分からないし

僕が思っている絶望なんて
想像出来得る絶望なんて
まったく及ばない物なのかもしれない

けれど
33人には否応無しに
その現実が叩き付けられて

地上との更新が取れるようになるまでの
17日間のことなんて、僕が推測しようとしても
推測できないほどの深い闇にしかならない

絶体絶命というシチュエーションなんてのは
漫画や映画の世界以外では
かならずそこで終わりだと思っていた◎

けれど
この稀有な現実は

リーダーシップを起点に強固たるチームワークが生まれたり

現代の文明の力によるプロセスがあったり

家族を思う気持ちがこの二ヶ月くらいずっと
33人にとって火事場の馬鹿力を発揮させていたり

いろんなことが合わさって
全員生還となったのだけど

そんなのは
また、あとから誰かが書いてくれたものを読むとして

今はとにかく
ただただ、ものすごい現実もありえるんだと

そんなことを思い圧倒されるばかりだった◎

ドラゴンボールの中で
孫悟空が世界中の元気を集めて
自分のエネルギーにする元気玉という
技(?)があるけれど

こんなことがあると
このニュースを知って以降
ずっとチリに元気を送り込んでいた
僕としては、元気玉と言う技でさえも
現実にあり得てしまうのではないか

とまで思ってしまう◎

きっと無いのだけれど◎

でも

この件で
明らかに僕は元気をもらってしまった◎

僕が想像する以上の絶望からでも
人は生きる伸びることが出来るのだし

僕の人生でこれほどまでに
辛い、大変な、現実があったかと言えば
まだ、無いわけだし

先日書いた

誰かに出来るんだから理論

を持ってすれば
この世の中のこと大抵は乗り越えて行けるんじゃないか

と◎

もうね、完全に
元気、とか勇気とか
そんな言葉を恥ずかしみもせずに
使ってしまうほど

元気をもらってしまった◎

となると

ドラゴンボールの世界の

元気玉って
やっぱり存在するんじゃないかと思う◎

100万人分の元気を一箇所に集めることは出来なくても

100万人を元気にすることは出来ちゃってるわけだから◎

そんなパラドックスが存在しちゃう◎

きっとチリの鉱山から放たれた元気玉は
ネットや放送網や、色んな人の言葉や
そんな物を使って世界中に回り

世界中を元気にしたのだと思う◎

これが
飛行機が未だ夢のような乗り物だった時代なら
そんなことは無いと思うのだけど

今だから
こんなに世界を変えてしまう◎

人は
攻撃じゃない元気玉だって打てるし

そのうち
タイムマシーンでも作ってしまうのではないか

現実の先には夢があり
夢を生むことが現実を変えていくんだな
と◎

様々な文明の力を
武力として持って世界を均衡させるために
使用するのでなく

音楽で世界を変えてやる!
って思いながら今日も高円寺のガード下で
ギターを弾きまくる人のように

今回の逆元気玉のような、世界中の人が
それぞれの捉え方で自分の中の元気や夢など
ああいうものを生み出す方向に行けばいいのに

と思う◎

さぁ、僕らは
阿佐ヶ谷の外れの、この小さな箱から
どんな元気玉を世界に放てるかな◎

ねぇ、ワクワクするよね◎

こんなことを書いていたら
母親から電話がかかってきて

今度
母親にNHKからの取材が入ったらしい

とのこと◎

一回断ったのに
『そこをなんとか』とお願いされた、と◎

ヒナちゃん、あなたも
元気玉打てる人だから
テレビ網でも使って
どんどん、打っちゃえばいいよ!

と言いたかったのを
今思い出して書いている◎

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