おきあがりこぼし
って知ってますよね◎
下に錘の入った人形で
倒しても倒しても
また、元の位置に起き上がってくる
と言う、人形です◎
最近
バーの中で働くトゥーさんが
まさに、おきあがりこぼしに見えてきちゃいました◎
もうね、
何を言ってスベッても
まったく挫けない◎
誰が聞いてようが
誰も聞いてなかろうが
挫けない
親父ギャグって
こうやって、挫けない人から生まれていくんだろうな
って、思っちゃったりします◎
今、何か
例を挙げようと
トゥーさん会心の親父ギャグを
思い出そうとした
が
あまりに下らなさ過ぎて
きっと、僕の脳から自動的に消去されていて
まったく出てこない
一日に
何十回と
『あぁ、またあのカウンターの中のおっさんが下らないこと言ってる』
と、思うのに
その作品が一向に思い浮かばない◎
まぁ、それくらいのクオリティだってことです◎笑
ウケル
ウケナイ
では無く、すべった所で
本人にはまったく関係なし
な状態なので
雨が降ろうが
槍が降ろうが
左右されること無く
記憶に残ることの無いギャグなのか
ただの独り言なのか、ネタなのかを
どんどん量産していく◎
きっと
モンゴルの
見渡す限りの大草原
みたいなところに
一人で行っても
『広いなぁ◎うん、僕の心のように広い』
と、突っ込む気力もなくなるような
それぐらいの言葉を一人で紡ぎ出し続けるだろう彼は◎
誰も突っ込む人間がいなくても
それでいいのだ◎
空中に、無数にボケを
放ち続け、今日も仕事をしている◎
二階のバックルームで
パソコンを前にしていたら
トゥーさんが
階段を上がりながら、鼻歌交じりで
荷物を取りに入ってきた◎
どうやら、ごきげんらしい◎
『ん~んん~ん~~~ん~~♪』
ちょっと放っておいたら
自分から
『平井堅です』
と申告してきた笑
彼は止まらない
『おおきなぁのっぽのふるどけぇい~』
と次の曲が始まった◎
このラジオチャンネルでは
平井堅コーナーが続くみたいだ
しばらくして
『いまは~も~ぅ、うごかぁな~い』
『っうごかぁな~いい』
『うごかな~いぃ』
『うごか~~~~~なぁいぃいいぃ』
しびれを切らした僕が
『どうしたの!?』
と聞いたら、
『古時計が壊れている感を出してました』
と◎
僕が突っ込むまで
『うごかぁぁぁあなあぁぁぁいいぃ』
を連呼していたのだろうか
その後
彼は荷物を取って
満足そうに
『おじぃいさんのぉとぉけぇいいい~♪』
と階段を下りていった◎
これでいいのか
きっと、これでいいのだ◎
そういえば、
おきあがりこぼしって
福島県会津地方のお土産らしいね◎
どうりで◎
もう一人おきあがりこぼしみたいなのが
昔に居たなぁ◎笑