光よりも早い物質が見つかってしまい
アインシュタインの20世紀最大の発見と言われた相対性理論を覆すかもしれない
なんていう報道がなされ
否定され続けてきた
タイムマシーンも
理論上はもしかしたら作れちゃうかもしれない
なんて言われるようになっちゃって
それはそれでワクワクするんだけど
現代でも
タイムマシーンに乗らずに
2月なのに新竹の子が出たり
5月なのに秋刀魚が出たり
この季節感の前倒し
初夏なのに秋刀魚で秋を感じることが出来る
それもある意味タイムマシーンのような
ものじゃないかと思うので
実はタイムマシーンが完成しちゃったら
それこそ本当に現代で良いとされる
春夏秋冬やそれ以上の
歴史観が失われてしまうんじゃないかって
『あぁそうそう!あの当時流行ってたよね!』
みたいな
キンニクマン話で盛り上がることは
失われちゃうんじゃないかって
そうなったら、お酒の楽しみも大幅に減ってしまうような
子供と一緒に時を重ねるとか
自分の人生を全うするとか
タイムマシーンはすごく憧れるけど
怖いものでもある気がしてしまうので
ちょっとどうかと思うんだけど
先に書いた現代版のタイムマシーン的な
食材の扱い(二ヵ月後の未来からどこよりも早く秋刀魚を仕入れてきました!みたいなね)
も、どうなんだろうって思ってしまうので
はやる気を抑えて
日本酒の『ひやおろし』は本来の意味合いを大事にして
【日本酒の日】である10月1日より取り扱おうと思っております◎
冬に出来たお酒を暑い時期、ひと夏寝かせ
味を乗らせて
ひんやりとしてきた時期に
蔵から出荷する(おろす)ので
ひやおろし◎
前倒しのタイムマシーンは
もともと概念をも壊してしまう◎
ひやおろしのラベルが貼ってあれば
『誰よりも早く少し先の未来へ行けます!』
そういった販促はやはりちょっと足踏みしちゃいます◎
季節は季節で、今しかないものを楽しまなきゃね◎
そうすれば、ただの10月1日でも
10月になるのが楽しみになるのです◎
本当に日本酒って美味しいね◎