もう、6年も前
僕と神谷は日本を一周しました◎
行くあてもない旅で
その日その日にどこに行こうか
とネットで調べ、知り合いが居れば知り合いを頼り
ヒッチハイク、電車、バス、フェリー、タクシー(笑)
などを駆使してぐるっと回ったわけです◎
その土地土地で知り合った人の家に泊まったり
野宿っぽいことしたり、ネットカフェで泊まったり
とにかく、何も決まってない旅だったので
楽しくはあるものの
逆に不安でもあったのです◎
そんな中
鹿児島へ行った際に
あるお宅へお世話になりました◎
中村さん◎
中村さんは
東京で知り合ったみっちゃんと言う女の子の実家です◎
その女の子、みっちゃん
みっちゃんとは、僕が井の頭公園で毎週飲んでいた時に知り合った子です◎
井の頭公園での飲み友達
と言うだけで、僕はみっちゃんの東京の家にも行ったことなければ
そもそも、電話番号でさえもその時は知らなかったと思います◎
が、
当時mixiか何かで
日本一周の事をいろいろ書いていて
鹿児島でだれか泊めてくれる人!
とかの時に
『うちの実家に泊まれば~??』
と言ってくれたのです◎
そして、結果
旅の途中ででかい荷物を背負った僕ら
ひげが生えたり、どう見てもきれいな格好ではなかった僕ら
を、すごく快く泊めてくださったのです◎
みっちゃん自身もどうやって説明したか分かんないけど
『東京の公園で知り合った人と、その友達がたまたま鹿児島に居て
泊めてくれる場所探してるから、うちに泊まれば!?
って言っちゃった◎あ、ちなみに男の子です』
なんて、かな◎
そんな、細い線一本でつながった環境の下で
実家に泊めてくれてしまうなんて◎
あの時寝た
久しぶりの布団の感触を今でも覚えてるな◎
ご飯もごちそうになっちゃって
近くの観光案内もしてもらって
近所のママさんたちと蕎麦を打ったり
次の目的地の宮崎まで車で2時間半ぐらい(だっけかな。。)送ってもらっちゃったり◎
心からのおもてなしを受けてしまったのです◎
これってすごいことで
そもそも、僕のことをみっちゃんは
(実家に泊めてもいい)ぐらいに友達として信じてもらえてた
し
そんな、僕の友達である神谷(その時はみっちゃんもまだ会ったことなかった)の事も
信じてくれたのだと思う
し
娘であるみっちゃんのことをお父さんもお母さんも信じて
娘がそう言うなら、と僕らのことを信じてくれた
と
沢山の信用関係の中で
泊める、と言う所に至ったのだと思うのです◎
訳の分からない人間を、普通家に泊めないでしょ◎
少なくとも信用だけはしてくれていたから
泊めてもらえたと思うのです◎
あぁ、人に信じてもらえるってことはこんなにも嬉しいんだ◎
と◎
人に信じてもらえる人になりたい◎
と◎
その為には、、、と言うことをたくさん考え
それ以降、人に信用してもらうには
まず、自分がその人を信じるきること◎
と、思っています◎
一宿一飯のその恩義
毎年贈らせてもらっているお歳暮ぐらいでしか返せてないけど
人が人を信用するということ
信用してもらえるということは
本当に一生かかってもお礼が口から出ちゃうほどの物だと思ってます◎
鹿児島のお父さん、お母さんが
昨日、お店に来てくれたのです◎
もうね、本当に嬉しくて嬉しくて◎
やっぱり、なにも返せなかったけれど
あの時、泊めてもらったことがあるから
今の青二才があるんです!といいたいぐらいに
ちゃんとやってるところ、見せたくて見せたくて◎
人に信じてもらえた
その喜びがきっとこれからも青二才をやっていくうえで
大事な心の軸になるに違いないな◎
と感じざるを得ませんでした◎
鹿児島って南の方だから暖かいと思っていたら
『先週は-9℃とかでね~』
と、お父さんが◎
僕ら息子の為にも
お身体だけは大事にしてくださいね◎
信じて泊めてもらえた御恩、一生忘れません◎