4年に一回の2月29日
朝、起きたら東京が雪に覆われていた◎
雪がほとんど止みかけていた午後3時過ぎ
仕事に行く際に
電車で行くか
自転車で行くか
玄関のドアを開けあまりの寒さに
二秒ぐらい迷ったが
僕は自転車で向かうことに決めた◎
自宅から
青二才に向かう道中
そのほとんどはすでにアスファルトが出ていたものの
いくつかのポイントでは
車の轍のあとを絶妙なバランスで自転車を乗りこなさなければならなかった◎
まぁ、白線で鍛えた僕だ◎
平常心さえ保っていればなんら、問題はなかった◎
午前中起きた時には
まだまだ、かなりの量が降っていたが
この時間になり、止みかけたこともあり
実に多くの人が表に出て
雪かきをしていた◎
東京の人なのに
よくあんな、雪かき専用みたいなスコップ持ってるなぁ
などと、感心しながら自転車を走らせていたものの
不思議な事に気が付いた◎
別に、玄関から車道に出るポイントだけ雪かきすればいいんじゃない??
と◎
雪かきをしていたほとんど、いや、全ての人は
玄関の前だけでなく、塀の前、車道、歩道
自分の家の区画に面するすべての部分を雪かきしていた◎
こんなに寒いのだ
出来るだけ表になんか出ずに家の中でぬくぬくしていたいと思うのが常だろう
ま、雪かきしないと明日の朝には
氷でガリガリになっちゃうからね
今日のうちに雪かきはしないとね◎
なら、出来るだけ最短で仕事を終わらせるためには
必要最低限の部分だけを雪かきすればいいのでは◎
と、考えそうなのに
どの家の方々も全面的にやってらっしゃった◎
僕がわりとすいすい自転車を走らせてこれたのも
各家の方が車道まで雪かきをしていて下さっていたから◎
玄関や、駅の方角などを考えても
家のこっち側の道はこの家の人、通らないだろうなぁなんてところまでやってくれていたりした◎
きっと他の人が通るだろうから
とか、家人のそんな利他的な思いを勝手に想像し
寒い中
自転車を漕ぎながら
なんだか、ありがとうございます◎
って気になった◎
今まで普通に走ってしまっていて
気が付かなかったけど
32歳になってやっと気が付くことが出来た◎
無事にお店に着いたので
青二才の前も
大々的に雪かきをしておいた◎
青二才に来なくても
この道を通る人が通りやすいようにね◎