秋風に
たなびく雲の
絶え間より
もれ出づる月の
影のさやけさ
秋ですね◎
めっきり秋ですね◎
今、二階のお客様が帰られたので窓を開けてPCに向かっていると
あまりにも気持ち良い秋風が吹きこんできたので
思わず、百人一首の左京太夫のあの歌が頭の中によぎり
今日の日記はこれだ!とキーボードを叩いてしまいました◎
ま、嘘ですが◎
しっかりとgoogleで調べさせてもらってから入力しました◎
先日、神谷、後輩N、梨枝様と我が家で飲んでいて
どういう流れだったか
互いにクイズを出し合おう
となり
久しぶりにやってみると分からないような問題を
それぞれに出し合ったのです◎
因数分解とか
世界の社会主義の国を5つ挙げよ、とか
漢字の問題とか
もちろん出題者はその答えを知っていることが前提ですが◎
そして神谷のターンの際に
『百人一首とか、どうよ!』となり
かつて書道をやっていた神谷は
他のメンバーよりもそのジャンルは詳しく
ま、百人一首の中から出題したのですが
やっぱり、忘れるものなんですね人間◎
あんなに覚えてたのに
今、思い出せるのって言ったら
小椋道太だけに
『小倉山 峰のもみじに 心あらば
今ひとたびの みゆきまたなむ』
ぐらいですもんね◎
そこから、ちょっとだけ百人一首に興味が湧き
僕的にいくつか調べたりしてたんですが
いやぁ、今やってみると面白いもんですね◎
学生時代は
古文のルールや、試験に出そうなところを優先させなきゃ
などと言うプレッシャーのようなものが大半を占めていたのに
今となってはそれらは無く、感覚的に昔の人の感情と対峙できちゃうもんね◎
季節感や
壮大な景色や
恋愛や
世の無常や
なんだ、昔の人
ウマいこと言うよなー
って、
facebookで
僕の友人である
紫式部が
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな
などと書いていれば
それを見て
『切ないなぁ、ドンマイ!』
ってコメントするし
僕の先輩である
能因法師が
嵐吹く 三室(みむろ)の山の もみぢ葉は
龍田(たつた)の川の 錦なりけり
などと言っていればすかさず
イイね!ボタンを押してしまうはず◎
知らないうちに
学生の頃とは違った見方が出来るようになっている◎
そりゃNHKも面白くなって来ちゃうわけだよね◎
日本酒の勉強もそうだけど
やっぱり、学ぶことって意味があるし面白い◎
どんどん新しい事を吸収して行きながら
昔聞いた事ももう一度反芻してみたいな
そんな風に思わせてくれる
秋風でした◎
さて、仕事に戻る!