感覚

投稿日:2013年4月9日 道太
家の近所のラーメン屋にて

ちょくちょく寄ってしまうそのお店は
スープの濃度が選べるようになっていて
超こってり
こってり
普通
あっさり
超あっさり
の五段階から
オーダーの際に、スタッフの方が

『味の濃さはどうしますか?』

と聞いてくれる◎

まぁ、だいたいいつも、普通で頼むのだが
ある日、僕の隣の人(おそらく初来店)が
その際に

『あっさりってどれぐらいあっさりですか?』

と聞いていた◎
うわぁ、難しい質問だなぁ。。。
なんて思っていたら、スタッフの方は

『うーん、けっこうあっさりですよ』

と◎
すっごいぼんやりとした返し方!
すると
『あ、じゃあ、あっさりでお願いします』

とそのお客さん◎

すんなりと成立していた◎
いいのだろうか。。

ここのラーメン、僕の中ではけっこうがっつりしていて
お腹がかなり空いた時用のお店、あっさりでもけっこう味は濃いと思うんだけどなぁ。。

人の感覚は難しい◎
今、中野で日本酒を提供していて

『んじゃ、辛口で!』

とお客さんからお勧めを求められることが多々ある
この

辛口

と言うのがまたやっかいなもので
僕は辛いと思っていても

お客さんにとっては甘く感じたり
それで不安になって

神谷と共にテイスティングして

二人して(けっこう辛いタイプだな)

となっても、飲む人によって

辛くない

となるのだ◎
実際に、利き酒師の講習会でも出された一種類のお酒に対して

30人対30人ぐらいで

見事に、辛口甘口の評価が分かれた◎
それぐらい、人の感覚と言うのは曖昧にできている

のに、そこを上手く伝えていかねばならないんだよなぁ◎
難しい◎

人って、自分とは違った感覚に居るんだ

と思うと、急に不安になったりすることもある◎
超好きだよ!

と言われても、
こちらが思っているほどの好きではないのかもしれないし
めっちゃ疲れた~

と言って

『お疲れ様!』と

言い返してくれている人の方が疲れていたりするのかもしれない

そして

さっきのお客さんは

うん、けっこうあっさりだなぁ

と思っているかもしれない◎
難しいけど、何度も言葉を交わし、同じものを共有することで
相手の感覚と言うものを少しずつ分かっていく◎

ここが、面白いところなんだろうな◎
さて、今日は

大好きな大好きな

青二才スタッフたちとミーティングのため

阿佐ヶ谷、中野両店ともお休みを頂きます◎

皆で区民センターの講習室借りて勉強会

からの、スタジオ撮影

からの、飲み

です◎
さぁ、週明けの月曜日、今週も頑張りましょう◎

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