僕はずっと、道太(どうた)と言う変わった名前のおかげで
小さな頃から大体の人にドータと呼ばれてきた◎
苗字で呼ばれることも無く、何かニックネームが付くでもなく◎
初対面の学校の先生か、数少ない苗字で呼んでくれる人を除いて
十中八九ドータ、ドータ君、ドータさんに納まる◎
それが、井の村をやるようになって
僕の呼び名が変わった
井の頭公園で酔っ払いの村を創ろう!
略して【井の村】!
なんてやっていた20代前半の頃
その小さなコミュニティの中で出会った人たちに
僕は自然と『村長』と呼ばれるようになった◎
名前以外の呼ばれ名が無かった僕は
村長なんて呼ばれることが
少し恥ずかしく、少し嬉しかった◎
三鷹青二才時代
壁と天井と蛇口とコンロとトイレが付いた井の村◎
名前も青二才として毎週日曜日営業させてもらった◎
すると誰かが僕のことを
店長と呼び出した◎
少しだけ自分の夢に近づいているようで
僕はまた少し恥ずかしく、嬉しかった◎
阿佐ヶ谷青二才ができた後
いや、従業員をちゃんと雇うようになってから
まず神谷が、僕のことを『社長』と呼ぶようになった◎
ぜんぜん社長っぽくない僕に
きっと、もっと責務の意識を持て!と言いたかったんであろう◎
村長時代の『村長』
僕は実際のところ、いわゆる『村長』ではなかった◎
店長時代の『店長』
実際、経営していたわけでないし、その職務を任命されたわけでもなく
結局実際のところ、僕は『店長』でもなかった◎
社長時代の『社長』
いまやどのスタッフもこれで呼ぶんだけど、ずっと腑に落ちない状態だった◎
だって、俺、そんな風に呼ばれたくないし!
と◎
だから、名刺の肩書きも
まぁ、個人経営だし
代表
で、いいかと◎
社長と言う言葉から逃げていた◎
ま、前置きはずいぶん長くなりましたが
この4月1日に
青二才は
僕が個人経営していた青二才は
株式会社 青二才
と、なりました◎
登記をしてから認可されるまで一週間かかると言うことで
昨日の15時に認可が下りまして本日の発表となりましたが
登記日は4月1日◎
周りのスタッフが茶化す時に用いてくる『社長』というものに
なってしまいました◎
もう逃げられないね、、
青二才が法人化したことで
お店自体が何か変わると言うことはまったくございません◎
今までどおり自由に使ってください◎
ただ、もう少ししたら
いままで『代表』で逃げてきた僕の名詞肩書きが
『代表取締役』になってしまいます◎
ついでに神谷の肩書きも
『取締役』になります◎
覚悟の時なのでしょう◎
この機会で沢山いろんな覚悟をしました◎
が
どうぞ、ぜひとも道太という名前で僕を呼んでください◎
『社長』と呼んでくる人には今まで以上に冷たく当たろうかと目論んでおります◎
まだまだ、社長の
威厳なし、風格なし、素養なし
皆様のお力添えがなければ成立しない
みごと青二才な僕、いや株式会社 青二才ですが
これからもぜひとも宜しくお願いします◎