意識していなくても

投稿日:2015年4月10日 道太

昨日久し振りに阿佐ヶ谷の営業に入った◎

なんだか暇なのか忙しいのかわからなかったけれど

22時頃一本の電話が入った
出てみると、昔からの常連さん(の旦那さん)だった◎

「明日(あと二時間ぐらいで)うちの奥さんが誕生日なんだよね、
なので今から行きます!」

おっけーです!と電話を切るやいなやすぐにまた電話が鳴った

「明日(あと二時間で)私の誕生日なんだよね!だから祝ってよ!笑
んじゃいまから行きます!」

奥さんからだった◎

彼女が来たのは青二才が出来た年

青二才より少し先に住んでいて

毎度毎度
結構わがままなオーダーを飛ばしてくる◎

その綺麗な見た目とは裏腹に

毎度毎度
結構ちゃんと酔っぱらって時には飲み潰れることもあった◎

そんな彼女が「彼氏が出来た」とこの店に連れて来て

それから少しして彼女は阿佐ヶ谷から引っ越した◎

引っ越す前も「私が阿佐ヶ谷から居なくなって寂しいでしょ!」と
強引な感情を押し付けてきたが、結局引っ越した後もわざわざ遠い所から
ちょくちょく来てくれている◎

その後その彼としばらく付き合ったのちに「結婚します」と報告しに来てくれた◎

彼は婚約者になり

結婚式、入籍をして、彼が旦那になった時も二人でこのお店に来てくれた◎

人の人生のすぐそばにあるお店なんだと喜んでいたのを覚えている◎

そんな二人が、彼女の仕事が終わるのを待って
誕生日にわざわざまた来てくれた◎

一通りお祝いをした後で
「本当は違うところでお祝いをしてもらおうかと思っていたけれど
実際にこのお店で誕生日が祝えるのって今年が最後じゃん、だから来てあげた」

そっか、このお店で誕生日を迎えることができるのって
今年で最後か・・・

気が付けば僕の誕生日はもう3か月も前に過ぎ去っていた◎

あと8か月

たくさんの事が出来ると思うけれど
そんなにたくさんの事も出来ないのだと知った

気が付いたらもうできなくなっていた
などという事が無いように、もう一度自分でちゃんと
残された期間について、その期間で何ができるのか意識しないといけないと思った朝◎

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