ガン消しの朝に

投稿日:2016年8月24日 道太

小学校のころ、ガン消し(ガンダムの形をした消しゴムのようなもの)に

ハマっていた◎

お小遣いの小銭を入れてガチャガチャを回し

ガン消しの入っているカプセルの蓋を開けるのが

どれだけ楽しみだったことか◎

だが、開ける瞬間よりももっと楽しかったのは

自分の持っているガン消しを箱の中などに並べたり、床に並べたりし

見るのが大好きだった◎

高校生になり、スキーやスノーボードにハマっていたころ

それらが出来ない夏の時期の楽しみは

スキー場のカタログを見て、リフトの配置や

コースの形などから、滑っている自分を、その景色をイメージすることだった◎

さらに進化し、自分が山を持っていたら、との想定の元

自分だったらどんな風にリフトを配置してどこにどんなコースを作るか、という

ありもしない山のデザインをしていたのを覚えている◎

大人になってお店を作るようになり

やはり楽しいと思ってしまうのは

この箱の中にどんな遊び心を詰め込めるか

を考えることが楽しい◎

意志を持たないガン消しに空想上の設定をして

自分の中では色鮮やかに世界が作られていく◎

ありもしない山に、ありもしないリフトを作り

コースを設計し、自分が滑っているイメージを持つ◎

お店作りは、それとは違い

リアルの中にあるものだから

なんて言わない◎

実際に形になっていることなんてきっとほんの数パーセントだから◎

先ずは、空想でも理想でもいいから

楽しくなるコンテンツを見つけ、詰め込む◎

出来もしないことがほとんどだけど、考えていると楽しい◎

この瞬間こそ、ひそかな楽しみの一つなんだけど

なかなか分かってもらえない◎

ま、なかなか口に出すこともないしね◎

そんな、楽しいことをたくさん見つけて詰め込む

その作業ってものすごく充実したものだよ!

と分かってもらいたくて

今月と来月に中野、神保町各店でイベントをすることになった◎

僕も神谷もほとんど口出しはしない◎

まずはみんなで見つけた(楽しい)を詰め込む作業でしょ◎

大変だけど、きっと充実したものになると思う◎

みなさん、イベントの成功にお力をお貸しください◎

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