和而不同

投稿日:2009年9月8日 kamiya

今日の神谷の日記は深いよ。

ただやっぱり

ドウタの日記は良いらしい。

【和して同ぜず】

僕が本気で書道の道を進んでいた頃、

今でも偉大なる僕の先生が好きな言葉の中に

そのコトバがありました。

 【わしてどうぜず】

争わず仲よくするけれども、意見というものをしっかりもっていて、
いたずらに妥協したり調子を合わせたりしないこと

もうだいぶ前、飲食業に拾われる前の

大学時代、こんな俺でもかわいがってくれるもう70近い先生が居ました。

まぁまだ健在ですが。

その先生の作品の中に、『和而不同』という

縦2文字横2文字のものがありました。

それは、よく見ると、全ての文字が、1画が、テンが、はねが、はらいが、

ちがう主張をしていて、

でも、一歩ひいて、一枚の白い紙と黒い墨の兼ね合いを見れば、

それは、全てが呼び合い調和していました。

もう一枚の紙の中で「チーム」だもんね。

そんなのを何年も経った今頃思い出させる一枚を書く先生に

その頃

『芸術って何ですかね?』

なんて聞いた事があります。

『一概には言えませんが、

、、、、遠く離れた自分の事を何も知らない人が、自分の書いたモノを見て

   これ、いいね。

      と、言ってもらえれば、それが私の芸術です』

と言われました。

やれ、昇級だ、賞だ、評価だ、と気にしていた俺は

その言葉が心に残って。

 
 最近、 今日も、

店に初めて来てくれる前に、

この“青二才日記”を見て、

こんな店以外の事ばっか書いてるのに

良さそうだな、と感じて

会いに来てくれるお客さんがいます。

気が抜けないけど、

ウレシイなぁ。

ドウタ、ケンジ、ケンイチ、カズナ、俺。

個性もやり方も違いますが、

青二才一同

今日も心からお客さんを喜ばせたいと思って待ってます。

そして

昼休みとか帰った後とか、

パソコンや携帯の前の

全国120万人の方、(当社調べ)

ドウタの日記も

神谷の日記も

 和して同ぜず。

たまには俺がマジメっぽい日記書いてもいいでしょ?^^

私事ではございますが、

甥っ子の、匠

10歳の誕生日おめでとう。

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