なんか
昨日の日記、
操作ミス?かなんかで
消してしまいまして。
サボったわけじゃねぇぞ!
なんで、
勝手ながら昨日の分の日記は明日に差し替えます。
ま~ったく関係ないけど、
「パナップ」
売ってるコンビニ知りませんンか?
や、ただ食べたいだけですけど。
さぁ、
今日の神谷の病床日記、
給料日も近い、あ、今日か!
なんで、
少し媚を売っとこうと思います
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
ウチの代表、小椋道太。
こいつちょっとおかしい奴で。
飲み行って帰るときにはだいたい
そこの店員とハグしてから帰る。
店員がおばちゃんなら9割5分はカタい。
「人と人とを繋げたい」
本気でそういう事を思ってるんです。
THE非営利目的。
今日はそんな男のある日の話し。
その日、
若い女性二人組がウチの店にご来店頂きました。
一人は既婚で一人は未婚。
まぁ、その辺の男より見てて気持ちいいペースで
ビール、ビール、ビール
赤ワイングラス、グラス、
その後ボトルで1本開けた位で、
「時間も時間だし、そろそろお会計かな?」
って頃にまたボトルもう一本。。。
で、結果、
閉店一時間前、
既婚の方Aさんは気分が悪くなって、やっぱりトイレにこもり始め、動けない。
だから、ほら。。。
ウチのユリがつきっきりで介抱したけど動けず。
そこで一方の未婚のBさんは、
「店に迷惑かけちゃうけど、私も酔っ払ってるし」
ってことで、
助けを求めAさんの旦那さんに電話をかけました。
すると、旦那さんは、
「なんでそうなったんだ!?」
と激昂。
「店の責任者に電話代われ!」
と。
思わぬことになったBさんは自分が電話しちゃったからと泣き始め、、、、。
一部始終をきいた俺は、
“‘`ィ (゚д゚)/もめ事なら、俺!!”
と手を挙げ、電話を代わり、状況を説明することに。
しかしもう完全に頭に血が昇ってる旦那さんは
『お前らが飲ませたからだろ!』
『なんでそんななるまで酒を出したんだ!』
『責任取って家の近くまで送って来いよ』
『一杯飲んで儲かると思ったんだろ』
と、そこそこの罵声を浴びせて頂きました。
しかしながら!、
俺も心の狭い青二才。
(#゚Д゚)ゴルァ!!ちょっとまてコラ!
黙って聞いてりゃ、、、
って気持ちになりまして、
『かしこまりました、今すぐお送りいたしますよぅ!』
と、電話を切り、
スタッフに
『皆は店を閉めてくれ、道太行くぞ』
と息巻いて
そんなテンションだったので
どこのセブンイレブンか聞くの忘れて電話切っちゃったから、
気まずいけどもう一回電話かけて、
「さっきのですが・・・」
と場所をお伺いさせていただいて、
タクシーを2台頼んで
俺と道太で、お客様二人を乗せ
指定のコンビニまで4人で向かいました。
移動中の俺の頭ん中は、
あ~言えば、こう言う、の
こう言うトコを死ぬほど考えて
小さい声で
「ヨシッ」
て、出ちゃう位戦闘態勢で。
コンビニ到着して10分、
50メートル以上先から
明らかにそれとわかる、
怒ってますよ感がビシバシに伝わってくる
ターゲット(旦那さん)が、
鬼のような顔をして到着。
ただ、
おれはもうアイドリングをタクシーの中で
勝手に済ませてしまってるから、
ケンタッキーおじさんレベルの笑顔で、
待ち構えていました。
そうそう使わないけど
こう言うのを【一気呵成】っていうのかな?
「旦那さん、“あ~言えば”の方、絶対考えてきたでしょ?」
って位、
いっぱい散々文句を言われましたが、
ひと段落つくと、
今度はおれの番。
『いいですか旦那さん、お言葉ですが、、、、』
神谷劇場の始まりです。
得意です。
ずっとお客さんを見ていた事、スタッフは一生懸命働いてる事、
無理に飲ませることはしてない事、常に大丈夫か確認してた事、
お会計目当てでは無い事、誇りを持って楽しませようとした事、
営業中だけどスタッフが二人でお送りして、ここまでのタクシー代も店で払っている事、
Bさんは涙をながして自分のせいだと言っている事、
この時間も早く奥さん帰してあげるのが先決な事。
自分でも饒舌にようそんな言葉が出るな
と思うほどぐわぁぁぁぁってアクセル踏んでまして。
当然、鬼の形相で。
約5分間の猛攻に完璧にシュン。。となった旦那さんは、
『もう妻はお宅にはいかせない』
と精一杯で言われました。
そして、
『これタクシー代だからとっとけ』
と一万円を差し出されました。
へいへ~い!
「いや、けっこうです」`Д´) ビシッ!!
一回は断ったよ
「じゃあ、」
って受け取って、
今日のところは帰りましょう、と。
何かあればすぐ連絡してください、と。
納得いかないことがあったらいつでも神谷に連絡を下さい、と。
一件落着の方向に向かいました。
ところが、ずーーーーーっとその間
隣でバカみたいな顔して黙ってたウチの道太さん、
自分の財布から一万円を取り出すと
笑顔で、
『じゃぁ旦那さん、これで近いうち飲みに来てください』
と一万円を差し出した。
はぁぁぁぁ?!
あかん、完全に意表を衝かれた。
しかも自分の財布から。
なにがアイドリングだ。
何が饒舌に反撃だ、オレ。。。。
踊らされとる。
旦那さんも俺も、恥ずかしい気分になっちゃって。。。。
ハッとしたなぁ
おまえねぇ、
いいじゃんっつって。。
道太 『いいよね?だってこれも何かの縁ですし』
反対する理由も無かったので旦那さんも受け取って
金銭的には±0で。
人を繋げるっていうねぇ、ぶれない芯を持ってるサービスマンがここにいました。
かっこよかった。
俺は自分の言いぶんを通そうと思ってただけだもんね。その後の事は考えてもなかった。
それから二人でタクシーに乗り込み店に戻って閉め作業を。
帰ってすぐその話したら
「さすが、道太さん!」 だったもんね(・∀・)
まぁそのさすがの道太さん、
帰りのタクシーで
『このタクシー代、経費で落ちるよね。。。』
『あぁ、やっぱあの一万もらっとけば良かった。。。タクシー代往復高いね。。。』
『この距離なら歩けた。』
などと、ブツブツうるせぇ。小せぇな!
こっちは感動してんだよ!
血液型なら、5人も居れば必ず同じ人がいるし、
誕生日だって、23人集まれば同じ日の人が居るらしい。
けどこんなイケてる相方に出会って
チームを組めるのは
結構低い確率だと思う。
あざす!
ぶれないサービスと利益の両立に悩む、
まだまだ青二才の経営者、
小椋道太のお話でした。