365日。

投稿日:2012年4月8日 シンヤ
約1年前。

当時、自分はリゴレットっていう飲食業界では、そこそこ有名なお店で働いてた。

場所は六本木ヒルズ。席数は180席弱くらい。お客さんの3割くらいは外国人。

社長が元グローバルダイニングのナンバー2やった人で、

全国でも講演とか開いてるからか、全国の同業者が“勉強”という名目で

食事に来ることも多かった、刺激のある店。

その店で社員になって、いろんな経験をするのもありかなぁ、と考えたこともある。

けど、1年前の今日(4月7日)。そこを辞めて、青二才で働き始めた。

理由は、自分の地元からの先輩でもある、小椋道太、神谷栄伸という二人が好きで、

二人が目指すものに共感してたからってのもあった。

もっと、お客さんと近い距離でサービスしたいって思いもあった。
けど、お客さんと何かを作っていきたいっていう思いもあったし、今でも持ってる。

アソビ計画もそう。

青二才っていう店を介して、阿佐ヶ谷でゴミ拾いをする文化を、お客さんと一緒に作ったよね。
(ボランティアの人たちを除いてね。一飲食店がそれをするっていう意味で。)

先月のシンクロニシティっていう音楽イベントの時もそう。

お客さんが手伝ってくれて、会場の中での青二才っていう店を形成してくれた。
(結果、成功したしね!)

今日、明日やってる善福寺川の桜まつりだって、せっかくの休みなのに、

自分たちの貴重な休みを使って、寒い中多くのお客さんが手伝ってくれてる。

こんなお店って全国にどれだけあるやろう?

こんな風に、お客さんと一緒に、何かを作っていけるお店ってどれくらいあるやろう?

改めて、こんな店にいられるって幸せやなぁって思う。

一飲食店の青二才っていう場所を介して、スタッフもお客さんも含め

いろんな人たちが、いろんなことを思い、いろんなことを経験していく。

うまく言えんけど、この店は「生きてる」感じがする。

大げさかもしれんけど、躍動感すら感じる生命体のイメージ。

スタッフも、お客さんも、青二才っていう店を形成する、一つの細胞みたいな、ね。

前のお店が死んでるってことではなくて、組織が大きすぎて、

その感覚を感じにくかったってだけでね。

そう、そんなイメージをね、自分は抱いてるんです。
だからね、何を言いたいかって、自分ね、みんな好きですよ。

そんな感覚にさせてもらっとるのも、他のスタッフや、

お客さんみんなのおかげやと思います。本当に。

もちろん、お客さんって、初めて来てくれた人も、

いつも来てくれる人も全て含んでます。

いつも来てくれる、お客さんとは、アオニ計画とか文化を作れるし、

初めて来てくれたお客さんとは、そのテーブルの雰囲気も、

お店の雰囲気も一緒に作れるもんね!

一緒に何かを作ってる時ってみんないい顔しとるもん! !

一年やってきて、改めてそう実感してます。
本当に、本当に、いつもありがとう◎
しかし、どんだけ考えても感謝するのはいつもこっちばっかやなぁ。

助けてもらってばっかりで、申し訳ないです・・・

感謝されるために営業するわけやないけど、

同じ様に思ってもらえるように、もっともっと頑張らんと!!
ただ利益だけを求めて存在するお店だけじゃつまらない!
どこにもないような、ワクワク、ドキドキするするような、

そんなお店にしていかなあかんし、そんなお店であり続けたいって思います!!

その為にも、「新しく入った」「一番最後に入った」シンヤではなく、

「青二才の」シンヤって思ってもらえるように、

まだまだこれからも自分のことを磨いていかんとねって思う、今日この頃です。
青二才の日記に対して、面白さを求めてる方。ゴメンね。期待に応えられんくて。

ただ、今ね、本当に思ってるんですよ。

あぁ、1年前、この店に来て良かったなぁって。

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