青二才の夏。

投稿日:2013年8月13日 シンヤ

青二才は、夏に忙しい。

7月に入ったらソワソワし始める。

それは、海や花火、キャンプ、風鈴、香取線香、水着といった夏の風物詩たちが、
刺激するそれとは違う。

夏の解放感によって恋がしたい衝動に駆られるそれとは違う。

そう、僕等には SUMMER SONIC 2013 が待っているからだ。
お店を4日間休みにして、スタッフ全員で過酷な環境を駆け抜ける。
「駆け抜ける」
そんな表現が一番合う。と、僕自身は思ってる。

本当にあっという間だ。



サマソニ前日、設営組と仕込組とに別れる。

自分と、神谷さん、新田くんの設営組は、会場となる千葉幕張メッセ、QVCマリンフィールドに向かうため、
お店に夜中の3時に集合。資材を積み込み、早朝出発。

首都高に乗り、京葉道路を使って幕張へ。
早朝、深夜、この道路を会場から店。店から会場へと駆け抜ける。
向こうに着いて、まずは荷物を下ろす。
そして、テント内を翌日の本番用にセッティングをする。

テント内が整ったら、看板を組み立てる。
ここまでで、例年だと17時くらいまで掛かってたのが、
そこは3年目の青二才。15時過ぎには終わってしまった笑
そこから、翌日の食材等を買いにいき。本番に備える。
この間、仕込組はひたすらお米を炊く。ひたすらネギを切る。
ただ、お客さんが手伝ってくれたこともあり、例年よりも早く終わってた。
そして、本番の10日を迎える。
先発は自分と神谷さんの二人。
会場には午前7時頃入って、準備をする。
後発組のみんなは、渋滞にも巻き込まれて、予定より大幅に遅れて到着。
何とかセッティングを終わらせ、構えた。
チケットはSold out。10、11日合わせて12万人が来場する。
そんな事前情報通り、人が多い。
けれども、買ってくれるお客さんはまばら。
あれ?と不安になり始めた矢先の11時頃。
一気に列ができ始める。
気が付けば、長蛇の列ができてた。
そのまま、お客さんが途絶えることなく、列はできたまま・・・
6時間が過ぎてた笑
その間、唐揚げを揚げ続けるスタッフ、
オーダーを受け、お会計をして、お渡しするスタッフ、
ご飯を丼にひたすら作るスタッフ、
なくなる物を補充するスタッフ、
揚がった唐揚げを仕上げるスタッフ、
途中、物がなくなりそうで買い出しにいくスタッフ、
テント内に熱がこもり、体感温度なんて40度を悠に超えている過酷な状況の中、
みんながみんなフル回転。
ビールなんて飲んでる暇がなかった笑
その後も、列ができてはなくなり、また列ができ、
の繰り返しで初日が終わった。
二日目は初日ほどではなく、肩すかしで終わってしまったものの、
やはりピーク時はフル回転。走り出して3日目だということもあり、
体力も限界。身体が、足が、重く、思うように動かない。
とはいえ、終わりを迎え、何とか無事に阿佐ヶ谷に帰ってこれた。
遊びに来てくれたお客さんたちとは、忙しさのあまり
ほとんど話せなかったのが残念だったなぁ。
昨日は昨日で、2日間分の片付けや、翌日からの通常営業の
仕込み、セッティングなどこなす。
途中、ありえないぐらいのゲリラ豪雨にやられたけど笑
しかし、本当に暑かった。
さぁ、青森ねぶたからサマソニ2013、
次は9月7日(土)の青二才6周年パーティーへ向けて、
駆け抜ける。

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