あっという間に
32歳になってから1週間が経ってしまいました◎
お店が出来てから
初めて自分の誕生日になる瞬間を
青二才以外の場所で過ごすこととなった今年
結婚式以降まともに休みが被っていなかった梨枝様と
引っ越しの片付けも半分ぐらいしか終わってない中で
向かった先は金沢◎
冬だから暖かいところ
ではなく
冬だからこそ、寒い所へ行こう◎
と、そして美味いもののたくさんある場所へ行こう
となったのですが
行ってみれば、まぁ、金沢、雪も降ってなければ
凍えるような寒さでもなく
寒さを味わいに行く
と言うのは真っ先に消え
気が付けば
案の定、食一本に走ってしまってました◎
何かを食べては
次にお腹を空かせるために
ちょっと観光、小腹が減れば
地元ならではのお店に入り舌鼓を打ち
気が付けば、16日の昼、東京を出る時に
穿いてきたパンツが18日に加賀温泉から実家のある岐阜に向かう電車では
ベルトとチャックを緩めないと
穿けない、と言う事態に。。
前も何年か前にそんなことを書いたけれど
あぁ、人間って
こんなにすぐに肥れるのね◎
石川県から岐阜県への電車は
およそ三時間◎
案の定、寝ている梨枝様を横目に
持参した本を読み始めて
どんどんどんどんその本に吸い込まれていった◎
少し前に流行った本なんだけど
少年が、日帰り旅行のつもりで来た大都会東京に
予想外のアクシデントで帰りの飛行機に間に合わず
一人都会に放り出され
だが、実家である熊本に帰るために
東京から何とかして帰ろうとする帰り道に
色んな人と出会うのだ◎
そしてその一つ一つの出会いが少年にとって
人生においての一番大切なことを分からせることとなった
みたいなのね◎
ネタバレになってしまうので
多くは書かないけど、ぜひ読んでみて◎
何かね
すごくいろんな言葉が
僕の胸にも刺さってきて
今、こうして電車に乗っていられるのも
32歳を楽しく迎えることが出来たのも
人との出会いがあってこそだな◎
なんて◎
そして、僕は
これまで出会った誰かに
少しでも何か、いい刺激を与えることが
出来ているんだろうか、とも思った◎
冒険する少年でもあり
少年を応援する大人でもある
32歳ってそんな年齢なんだな◎
と◎
ふと、気が付くと
電車は敦賀に着いた◎
26歳の頃
神谷と日本一周した時
季節は11月中旬、もう寒い時期
秋田からのフェリーを降りて着いた街が
この敦賀だった◎
始発電車までの時間を
でかい荷物を背負って
街の中をぶらぶらしていた◎
お金が無いので
何も買わずともコンビニに暖を取りに入ったりした◎
それでも、そんなに長くは居れないので
表に出て、まだ眠っている街の中で
二人して寒く小さくなっていた
その時
声をかけてくれたおばあちゃん◎
『どっから来た??』
から始まり3人で20分ほど立ち話で
いろいろ話しているうちに
『私にも東京に子供がいるけど、もう、育って大きくなった◎
子供を育てきったから、もう後はこうやって出会った若い人を
応援していけばいいと思ってる◎それが私にとっての楽しみなんや◎』
みたいな言葉をかけてくれ
断る神谷の腕をほどき
サッと神谷のポケットに一万円を入れて
『いいからいいから』と
せめても、と
聞いた名前も教えてくれずに去って行ったおばあちゃん◎
元気かなぁ
と、ふと思った◎
32歳の日に
この場所を通過するなんて
なんか、特別めいたものを感じた◎
もらうばかりの年齢ではなくなってきている
人に何かを与えていく楽しみが自分の人生の軸になりそうな
予感を感じさせた電車だった◎
その数十分後
電車は米原に着いた◎
その駅でも
思い出したことがある◎
ま、書けないが笑
米原駅
男26歳
晴天の朝
駅の男子トイレ
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セブンイレブン
パンツ購入
キーワードはこれぐらい挙げておけばいいか苦笑