中野店のスタッフ良太の出演する舞台
【竜馬が生きる】
がいよいよ明日7日から始まるので
11月前半はそれに伴い中野店のヘルプとして阿佐ヶ谷店から
スタッフがちょくちょく入ってくる◎
昨日5日の営業にヘルプ要員として来たのは
今年青二才軍団に仲間入りした沖縄娘みなみだった◎
みなみ
思い起こせば
このお店のことを大好きで居てくれ
休みの度にちょくちょく、住んでいる数駅先の駅から
わざわざ電車に乗り、他に目的があるわけでもなく
阿佐ヶ谷駅で降り、北口を出て
最短ルートで阿佐ヶ谷青二才へと来ては
毎回楽しく酔っぱらい、周りも明るくする子だった◎
そんな子が青二才に入ることになったのは
僕が一人でやっている年始営業の時◎
ベロベロに酔っぱらったみなみは
カウンターの椅子に座ったまま、その主張の強い眼からぼろぼろと涙の粒を落としながら
カウンターの中に居る僕に
『ここで、働かせて下さい、私、青二才がしたいです』
と、青二才に向けてスラムダンクばりの
告白をして後日一緒に働くことになった人間です◎
阿佐ヶ谷でみなみの教育指導を行っている神谷から
覚えは悪いけど、人とのコミュニケーションでは才能を感じる、
仕事の覚えは悪いけど
と評価されてました◎
そんなみなみと一緒に働いた昨日
さすがにその才能が発揮されていたのです◎
みなみにとってはほとんど全てのお客さんが
新規の方となり、緊張するであろう環境のなか
まぁ実にのびのびと、お客さんと色々話し
お帰りになる頃には、
「みなみちゃん、またねー」
なんて言われたり、乾杯したり◎
会って、二三時間でお客さんの友達のようになってしまうのです◎
本当はもっと短いかもしれないけれど◎
言われたことをすぐに忘れたり、いつでも割とぶっつけ本番的なことになったり
まぁ、たしかに他の面で色々と足りない部分はあるのですが
人の懐にすっと入り込む能力
あっという間に相手の緊張感をほぐす能力
こんな能力は、ずば抜けて長けているようです◎
そして、営業が終わると
さっと小さなノートを出し
さっきお客さんと話したこと、名前などを忘れないようにメモしていました◎
忘れ易い自分を知っている上での対処策なんでしょうきっと◎
僕も見習わないと◎
しかし
どこにこの能力の源泉があるのだろうと思い
考えてみると、なんだか自然と
寂しがりやの猫のようなイメージがわいてきました◎
一人でいる時間も好きだろうけれど
ふと、突然湧いてくる寂しさや、孤独感がどうも苦手で
それできっと、相手にもっと近づいてやろう、とか
相手のことをもっと知ってみたい、と
誰に対しても自然に思えているような気がします◎
みんなそうなのかな◎
寂しいって言うのはやはり、ほとんど全ての行動の
原動力になるような気がします◎
孤独を感じたくないから
と人と関わる様々なことを自然に起こすような気がします、僕も◎
みなみも寂しがりやの猫なんだなぁ
などと思って、今日の営業を振り返っていたら
生まれたばかりの赤ちゃんも
奥さんも未だ北海道に居る、中野店スタッフの千布が
せっかくの休みなのに、一人で飲みに来てたわ◎
みんな寂しがりやだ◎
寂しさを認めるってことは
自分の弱さを認めることに似ている◎
寂しさを原動力に人に優しい軍団でもありたいね◎