そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない

投稿日:2015年1月30日 kamiya
最近営業に出ず事務的な仕事が多くなってきた神谷です。


なんだかんだで


中野店が2周年を迎えました。


これも偏に皆様にご利用頂き

オープン時と変わらず、それ以上に、

可愛がっていただいているからと

感謝の気持ちでいっぱいです。



ありがとうございます。




そんな周年の企画も

いつもご利用いただくお客様に

少しでも長く、一人でも多くの方に

感謝の気持ちをお伝えしたい、ということから

今年も36時間営業というロングランを

敢行いたします。



後半になればなるほど

いよいよ何の為にやっているのか

目的を見失う苦行のような企画ではありますが


いろいろな形で普段とちがう中野青二才を楽しんでいただければ幸いです。

そして少しでも皆様の記憶に残る日になってくれれば幸いです。

そして一年やってきた苦労、努力をスタッフたちが省みてくれれば幸いです。





先ほど荷物がたくさんあったので

自宅にタクシーをお願いしました。

たまに使わせてもらうのですが

いつもタクシーのエンジンの音がしてから家を出るのです。


もちろん今日もそうするつもりでしたが

家の前に停まっている気配がなく。

“遅いなー”なんて思いながら家を出てみると

もうすでに到着していました。



それは24時少し前。

車も一時間に数台しか通らない家の前はとても静かな住宅地。

そこで

運転手さんは気を遣ってエンジンを切って待っていてくれました。

さらに外に出て乗車側の扉の前で立って。


やるやんけ。


受け答えもとっても感じよく

丁寧でハキハキと接しようという気持ちが伝わってきます。


もしかしたら新人さんなのかな?

と思ったのですが

運転は緩急のついたスムーズなドライビング。


やっぱりもう何年もやってる方でした。



なんかね、

嬉しいんだよね。


新人と変わらぬ緊張感と誠実さをもって接客に臨み

それでいて技術は経験を重ねたものをもっている。



こちらはそれに心地よさを覚えて

車を降りた後も気持ちいい気持ちが続く。


そうありたいなと

思う次第です。


東京無線の加瀬さん、

グッドクルーズありがとうございました。




青二才の周年は

楽しいだけでなく

働くこちら側が初心に還る機会でもある

節目です。


常に自分を戒めるため

“青二才”という名前をつけたあの日の気持ちを

リマインドしてまた一年が始まる日なのです。





なんだか

スタッフに向けた日記になってしまいましたが。





今日は長いけどもう一つ。

中野店、

ありがたい事にたまに色んな媒体で取材を受けさせていただいてます。

宣伝広告にお金をあまりかけないウチとしては

雑誌、ネットに露出していただくことは

確かに来店数に結果としてあらわれます。




先日もムックの取材の依頼をいただきました。

ま、社長が担当して窓口になっていたので僕はノータッチでしたが

依頼のメールは僕も読んでました。



出版社さんからの

はじめのメールは、

“今回は取材にご協力頂きありがとう”

ってことと

“ということでお手数ですが添付のアンケートに記入して返信して写真もちょうだい”

ということ

“あ、本の題名決まりまして、『食べ歩きのプロが選んだこれが東京トレンドだ
ぜ2015!』

になりました!” 
 


    (※諸々の都合で本の題名はここではニュアンスでお伝えしてます)


という内容でした。



そして


その添付の依頼アンケートに目を通すと、


お店のオススメのお酒を一つ
お店のオススメのツマミを一つ
そんなこんなの写真一枚
あとは営業時間などの店舗情報

《これを日本酒にも詳しい食べ歩きの達人、◯◯さんの推薦として紹介させて頂きます》



ということでした。



雑な取材。



ま、大手出版社さんだし初回流通部数も5万。

うちのような弱小店が取り上げてもらえるだけでも。







それに対する窓口の社長の返信が以下の通りです。





↓↓↓



株式会社◯◯ ◯◯様

お世話になります。
昨日お話を頂いた中野青二才の小椋です。

企画書を送っていただきありがとうございました。
そこで、大変申し訳ないのですが企画書を拝見させていただいて
今回の取材はお断りさせていただこうかと思いました。

と言うのは、
私どもはお会いしたことが無い人とは一緒に仕事は出来ない
と言うのが一番の理由です。

電話でお話いただいた説明と相違は無いのですが
送っていただいたものを拝見し、恐らくどこの店舗に際しても
同じフォーマットを送って完成させるムックだと見受けました。

実際
食べ歩き達人さんとも面識は無いですし(お話はよく聞きますが)
私どものお店が勧めたものを、お会いしたこと無い方が
読者の方に向けてお勧めをされるというのに、どうしても違和感を感じてしまい
ました。

私どものような小店にお話を頂戴しとても光栄でしたが
今回は見送らせていただきます。申し訳ございません。


株式会社青二才 代表取締役 小椋道太









フッ




いやぁ、ブレてなくて良かった。


いい周年祭が迎えられそうです。















追伸


そうそう、


達人の◯◯さん、食べ歩きの手始めに

2周年イベント来てみたら?


俺の自慢の手料理で

ド肝抜いてあげますよ^^くっくっく。






今度は俺に取材依頼来たらどーしよかな



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