小椋、神谷、と自分の地元である岐阜県恵那市。
先日、その恵那市役所のお客さんが来てくれた。
一緒にいらっしゃったのは普段はこっちに住んでるが、
週末だけ恵那に住んでるご夫婦。
しかも住んでる場所が自分の家の近くらしい。
さらに市役所の方の息子さんがうちの神谷のお父さんに書道を習ってたらしい。
もともとうちに連絡をしてきてくれたのは、
うちの社長の小椋のお母さんが青二才を紹介してくれたとのこと。
よく来てくれるお客さんの友達が自分の中高同級生の妹だったり。
田舎は横の繋がりが本当に強いというか、近い。
世間は狭いというが、これが田舎の小さい町の繋がりだ。
繋がりと言えば家族。
しばしば、お客さんが自分の家族を連れて来てくれる。
これって、すごいことと言うか、光栄なことだっていつも思ってる。
自分の家族を飲み屋さんに連れていくなんて発想、
普通は持ってないよね?
その発想をしてくれるお客さんを持てて本当に誇らしく思います。
愛知から親父さんを連れてきてくれた男性。
沖縄から東京に出てきてた父を招待してくれたスタッフ。
幸せなことに、うちに足を運んでくれるお客さん、
うちで働いてるスタッフはいろんな幸せな関係を繋いでくれる人が集まってる。
2015年12月31日。
あと10ヶ月程で阿佐ヶ谷店は閉まります。
まだ10ヶ月もあるし、10ヶ月しかないとも言える。
寂しいけど、「よし!」って思うこともあるんです。
中野。
神保町。
それぞれの街で、阿佐ヶ谷と同じ様にいろんなカタチで
人が人を繋ぐ店。そういう場所を作っていかないとなって。
そんな場所を作っていきたいって、そう思うんです。
人と人との繋がりを大切にする店。
そうあり続けたいと思う。
こうやって公言するってことはけっこう勇気がいるんだけど、
本当に来てくれる人みんなの笑った顔を見たいし、
でも人生って楽しいだけじゃなくて、辛いこともあるし、
そんな時にこの場所をうまく使ってくれればいいなって思う。
スタッフの顔見たら元気が出た。
寂しくて、誰かがいると思って行ったら、知ってる顔が一杯いて安心した。
何故だか泣きたくて、お酒でもって嫌なことを忘れたい。
大切な友達のお祝いを、気心の知れた仲間と一緒に祝ってあげたい。
などなど、使い方は人それぞれだけど、どんな思いにも応えたいって思う。
それができるかどうかは100%自信持ってできるなんて、
おこがましくて言えないけど、それでも、少しでも、少なくとも、
今日来てくれる、今いる人たち、一緒に働いてる仲間の、
生きていく上で必要な「何か」になれればいいな。
同じことを思う人たちが集まったらそれは素敵な場所に
ひいては素敵な会社にきっとなるから。
少なくとも阿佐ヶ谷店はそんな場所だって思ってる。
「⚪︎⚪︎⚪︎が美味しい店」とか普通のお店じゃなくて、
杉並一、
東京一、
日本一
「人間臭い場所」
青二才ってどんな店?
って聞かれたら声を大にしてそう言える店になれればいいなって。
そう思う。
今日も来てくれてる、今もカウンターやテーブルで飲んでくれてる、
初めてかもしれない、昨日も来てくれたかもしれないお客さん。
今日もありがとうございます。
阿佐ヶ谷店じゃなければ、2階でもない。
自宅のMacの前で休み中にお酒飲みながら書いてますよ。
軽く酔ってますよ。うっしっし。
休みの日に何やってんだって?
だって外は雨やし・・・
現在、3月9日20時45分。
キーボードを打つ手も進んだようだが、お酒もすすんだYO!!!