- 2008年10月26日
- BY 道太
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連休の過ごし方【宮崎路】
ここのところ毎日、青二才とは関係の無い僕得意の
自分の為の日記、書いちゃってます◎
ごめんなさいね◎
幸せをたくさん身に受けながら、僕ら二人は昼前のバスで
一路宮崎に向かいました◎
片道4時間◎
4時間もの間、じっとしていることなんてほとんど無い生活だったので
福岡のバスセンターの上の階にある本屋にて本を買って行こうということになり
買ってから乗車しました◎
買った本【東洋経済】【おくりびと】
いやぁ、この東洋経済が実に実用的で、車内で読んだところ
ものの20分後には深い睡眠に落ちていました笑
んで、一回の休憩の後、起きたら【宮崎】!!でした◎
前回宮崎を訪れたときは、大雨だったのですが今回は雲ひとつ無い晴天◎
フェニックスの樹が見守る中、バスを降りるとそこには
大親友の【イチローマン】が居て降りるやいなや一言
『うえるかむ!!!』
と◎
このイチローマンは神谷の留学時代の友達で
神谷の友達=僕の友達
という公式のもと、僕の友達です◎
今回の旅は博多で阿部ちゃんたちに会うこと以外に
イチローマンに会いに来たのも一つのイベントです◎
春ごろまで西荻窪に住んでいたのですが
イチローマンにも奥さんができ、子供も生まれ
実家はとある全国的に有名な会社で
それを受け継ぐべく、実家の宮崎に帰ってきたのです◎
僕らもせっかく九州行くんだから、と
宮崎を訪れることを、当たり前のように考えていました◎
んで、イチローマンもまた『東京から大事なお客様がみえるから』と
仕事を午前中で切り上げてくれていたのです◎
イチローマンの車に乗り、晴天の宮崎をいろいろと案内してもらいました◎
前回来た時は、雨でさらに、何も無計画で訪れた為
今となっちゃ、宮崎の『ミ』の字も分かってなかったなぁ◎
雲ひとつ無くきれいになんにも無い海の水平線や
ものすごいところに立地している鵜戸(ウド)神宮などを見て周り
あぁ、遠くへ来たもんだなぁ◎
としみじみしました◎
今、東京に急いで帰れ!!って言われても
何時間かかるんだろう??
きっとものすごくかかるから、もう考えるのよそう
なんて、思いながら、夕暮れ時に
再び車に乗り、ご飯を食べに、イチローマンが予約してくれた
お店に向かいました◎
車内
とくに会話をガンガンするでもなく
むしろ、親友がゆえに会話の無い時間をみんなで楽しむような空気で
『娘に聴かせてるんだよ』と流したボブマーリーの曲や
山の稜線がものすごくきれいに見える夕日
背後には大きなまん丸満月
穏やかな運転
こんな遠くにも僕らを待っていてくれる人が居る、っていう幸せ◎
東京に帰ったらきっと東京にも待っていてくれる人が居る、っていう幸せ◎
もう、それだけでなんか満足すぎて、暴れだしたいくらいに
幸せ溢れました◎
僕、リアシートで無音で泣いてました◎
とくに何も無いのに、感じることのできる幸せって
本当に最高です◎
イチローマンが
連れて行きたい店がある、と言って連れて行ってくれた店は
これまた、すごいところでした◎
山の中で、二車線が一車線になり
灯りもまったくなくなり、対向車も一台も無く
最後の灯りから15分くらいかかるようなところにその店はありました◎
古い民家を、改築して、囲炉裏で地鶏を焼いて食べさせてくれる
お店、というか家でした◎
これまた、音が無音なくらい無音◎
僕らの会話する声、
炭火で鶏が焼けるチリチリという音
それが止まると、実は静かに鳴っていたコチコチコチコチという古い時計の音
そして、音が無いっていう無音という音◎
東京じゃ絶対に感じることのできない感覚だなぁ◎
なんて、自分をリセットする感覚◎
分かります??
特別なこともそうじゃないことも
今そこに居た自分も、今こうやって書いている自分も
すべてのことに、感謝感謝して、時間は流れてゆくのですね◎
イチローマンに会えたこと、会えてなきゃこんな気持ちにならなかったろうに
本当に幸せです◎
そのお店から出たら
山の上まで、満月が昇っていました◎
そして、なんにも無い、山肌や麓を照らすのでした◎
この光景や雰囲気、一生忘れない、っていうような
景色と友達でした◎