- 2008年11月17日
- BY 道太
幻の
kichijojikichijojikichijojikichijojikichijojikichijojikichijojikichijojikichijojikichijojikichijoji
本日に限り、20時開店とさせていただきます。
申し訳ございません! 青二才 小椋・神谷
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学生時代を吉祥寺で過ごしたこともあり
吉祥寺事情には少しだけ詳しい僕です◎
先日、青二才によく来てくれるお客さんから
『母親に送るようで並んだついでに、いつもお世話になってるから!』
といって、一つの紙袋をもらいました◎
何だろう。。。???
と思って、手にとって見ると
その紙袋には『小ざさ』と◎
小ざさ?????
って、もしかして!!!!!!!!!!
夜通し飲み明かして、始発が動くくらいの時間にフラフラになりながら
松坂牛のメンチカツ行列で有名な『さとうの肉屋』のあたりを通ると
その先のパチンコ屋の開放日でもないのに
おじいちゃんやお婆ちゃん、はたまた若いカップルなどが
『よし!並ぶぞ!!!』
と言わんばかりに、地面にレジャーシートを敷いたり
キャンプ用の簡易椅子を持ってきて座っていたりしながら
行列を作っているのです◎
夏でもまだ薄暗い時間からですよ
冬なんて、真っ暗も真っ暗です◎
そして、気になるその行列の方々のお目当ては
『小ざさの羊羹(ようかん)』というものだとは、誰かに聞きました◎
まぁ、言ってみれば
羊羹の為に、ものすごく早朝から『忍耐』の二文字を掲げて
並ぶのです◎
一日限定150本
一名様5本まで◎
午前8時半に配られる整理券を求めて、ゆうに4時間は待機を強いられる
4時間ですよ!4時間!!!
新宿のクリスピードーナッツが並んだ時だってそんなに並ばない!
ディズニーランドだってなかなかそこまで並ばない!
のに、何年も何年も毎日4時間以上は並ぶ店!
そして長い時間並ぶゆえに、どの人も5本の制限一杯購入していくわけで
日本全国で30人しかその権利が得られないわけです◎
酔っ払いの僕にとって、その羊羹は
まさに、まぼろし中の幻の逸品でした◎
『小ざさの羊羹』
その響きだけは僕の頭の中にずっとずっとインプットされていたので
まさか、このタイミングで、そんなたいそうなものをもらうとは思っていませんでした◎
でも、
そのお客さん曰く
『並ぶことに価値があるみたいで、あんまりたいしたこと無いよ笑』
とか、
『僕らみたいな若輩者にはまだ、この羊羹の味の真価がわかんなかった笑』
と言っていました◎
でも、でも、行列するには理由があるはず!!
と、思い、お取り寄せで10000円もするロールケーキを頼んじゃうくらい
青二才きっての甘味通である、そして当然のごとく『小ざさの羊羹』の名前も知っている
アンディが居る日に、恐る恐る開封して、皆でいただきました◎
結果!
どうやら、僕らも若輩者だったみたいです◎
美味しいことは美味しいんですよ!間違いなく◎
ものすごく上品な味で、甘さも食感も、小豆感も、全てがお互いに主張せず
邪魔しあわず、スーッと入って、スーッと余韻を残して、納まっていく◎
というのは感じたのですが
4時間も並ぶ。。。。。。。。。
かと言われたら、、、、、
う~ん。。。笑
でも、贈り物としたらものすごく嬉しいですよね◎
そのために、それだけの時間をわざわざ作ってくれたって事なんだもんね◎
青二才でのなんかの罰ゲームででも使おうかなぁ笑
いやぁ、でも、ずっと気になっていた何かがそっと解けました◎
吉祥寺ラヴァーの中にも、気になっている人絶対多いはず!!
僕らおかげさまで一皮向けました笑
こうちゃんハスミありがとう!!!