GNH
みなさん【GNH】という言葉を知っていますか??
“GNH”は「Gross National Happiness」の略称。
GNP(国民総生産)のP(Product)をH(Happiness)に代えた造語です。
日本語では「国民総幸福量」と訳されています。
かなり前に、スリランカで開かれた国際会議に出席したブータンの
若き国王(なんと当時21歳!!)が今後のブータンの政治として目指す方向性を
GNHを上げることに力を入れる◎
と言ったのです◎
つまりですね、、、
生産性よりも、心の豊かさに力を入れる◎っていう事らしいです◎
もともと経済的には、あまり力のない国ですが
しばしば日本や他の先進諸国において存在する
『お金の量=幸福の量』
といった公式には当てはめず
その国の人が何を持って、豊かになるか
お金で買うことのできない幸福を、国はどのように国民に与えてあげることができるか
を国策を揚げて追求しようと言ったのです◎
僕は以前に、何かの本でこの言葉を知り
『こりゃあすごい!!!』
って思ったことがあります◎
だってですよ、国としてより多くのお金を産むことよりも
もっともっと、タイトに、純粋に国民の幸せを産んでいこう
って事を国が言っちゃったんですもん◎
確かに、お金があることで得られる幸福もあるとは思うのですが
例えば、家族が健康でいられることや
今日もご飯を食べることができると言うこと
楽しい友人がいること
美味しいお酒が飲めること
普段の生活の中に、ある幸せをどんどん拾っていくことで
貧しい国ではあるのですが、国民の満足度は日本よりはるかに高かったような気がします◎
経済的に豊かな日本では、ついつい見落としてしまっているのかもしれないですね◎
この言葉を知って、僕らの目指すお店も
そういうものなんじゃないかな?
と神谷や友人と何時間も話したりもしました◎
お店が政策をとっているわけじゃないんですが
ちょっと、ニュアンスが違うかもしれないですが
阿佐ヶ谷の人の、幸福量を上げることのできるお店になりたいなぁ◎と
このお店があることで、何かお金以外の幸せを得られる人が増えたら
僕らは幸せだよね~◎
なんて事を言い合ってました◎
たまに、
『本当にこのお店があって良かった』
とか
『今日はこの店の人に救われた』
なんて言葉を聞くと、嬉しくて嬉しくて
泣きそうになっちゃいます◎
小さなところからではありますが
ひとつひとつ何か、このお店を出るときには
心が少し豊かになるとか
ほんわり温かくなるとか
気分が楽になるとか
楽しい気持ちになるとか
人の温かさに触れて、優しい気持ちになるとか
青二才は
ソウイウオミセデアリタイと思うのです◎
よし◎
今日も頑張ろう◎
よし◎