青二才青森ねぶた弾丸ツアー【前編】
【美学の下に】
8月2日(土)にお店を休んで
僕、神谷、謙一、研二、店長の青二才男メンバー5人で
青森で開催されているねぶた祭りに行って『跳ねて』参りました◎
本来なら、飲食業の最盛日である土曜日なんかを休むというのは
掟破りもいいところですが、このねぶたに行き続けて20年の
寺岡さん、という方に『来ると人生が変わるから!!』と
言われて、元来『祭り好き』な全スタッフの性分も加わり
その掟破りをいとも簡単に行ってしまいました◎
あんまり前知識は無かったのですが
『祭りを見に行く』と言う受身の姿勢ではなく
『祭りに参加する』と言う攻めの機会が与えられ
さらに
『ねぶた祭りに参加する』=『跳ねる』と言う言葉で
表すほど、なんか勢いのある祭りだな◎と思い
実に楽しみにその日まで、カウントダウンしていました◎
さて、1日の金曜日
もちろん通常通りの営業です◎
いつものように18時に開店し、いつものように2時にラストオーダーで
いつものようにいろいろな〆の作業をしたり、残ったお客様とお話などしていたら
朝の5時です◎
いつも実家に帰る東海道新幹線とは違い
東北新幹線、全席指定席なんです◎
この日、ねぶた祭りの影響で一週間前の時点で
席が取れる新幹線が朝6時に出る始発のみだったので
どのスタッフも睡眠など取らずにそのまま阿佐ヶ谷駅へ行き
朝もやの中走る中央線にもちろんアオニポロのまま飛び乗り
一路東京駅へ◎
東京駅、東北新幹線ホームにてなんとか始発新幹線に飛び乗りました◎
朝6時、
なんとか飛び乗った新幹線の広く優しいリクライニングの角度と
新幹線特有の滑らかな電車の揺れ、外とは違い計算され、暑くもなく
寒くもない快適極まりない状況で、忙しい金曜日の営業を
乗り切ったスタッフたちは、瞬く間に深い眠りの中へ◎
そして起きるとそこは、未だ足を踏み入れたことの無い県『青森!!!!』でした◎
なんて◎
青二才には若さゆえの『攻めの美学』があるのです笑
そして、この日、金曜日の営業後だろうが
誰も寝ていない状況だろうが、攻めることを忘れない!!
つまり、『攻める』と言う言葉を置き換えると『余力を残さない』と言うことです笑
僕は、まったくギャンブルと言うものをしないのですが
競馬は、一時期友人の影響もあり、見ることが好きでした◎
その時にいた名馬『サイレンススズカ』◎
とにかく逃げて逃げて、他の馬のペースなんぞはお構い無しに
スタート時からどんどん全力で走りぬけ、最終コーナーを曲がるときには
他の馬の遥か前方を走っていて、最後の直線でさらに差を広げる◎
一歩も退かず、スタートから最後まで手を抜かず
そしてさらに最後までペースを落とさない◎
誰もがその姿勢にあこがれるような
おそらく、いろいろな人を惹きつけてやまない馬だったに違いないです◎
閑話休題
青二才の余力を残さない美学によって
やはり始まってしまったのです◎
さて、
朝6時、
飛び乗った新幹線、僕たちには一抹の心配がありました◎
5人まとめて新幹線の席を予約した為
□□↑□□□
■■通■■■
□□路□□□
(■が僕らの席)
と言う形でなく
□□↑□□□
□□通■■■
□□路□■■
□□ □□□
(■が僕らの席)
と言う配置◎
余力を残さない=新幹線でも呑む
ということなので3人シートはもちろん向かい合わせにする予定◎
しかししかし、上記の図の通り
もしかしたら、3人シートを向かい合わせにした時に
僕ら以外に一人誰か、居てしまうかもしれないのです◎
これはその人に迷惑がかかるので出来ないなぁ◎
なんてことを思っていたら、やっぱり一人女の子が
乗ってました。。。。
僕や、研二、謙一などで『どうしよう???』という感じで
目を合わせて、それぞれが迷った
のも束の間(笑
『おはようございます◎僕らこれから青森までねぶた祭り参加しに
行くんですけど、良ければ旅は道連れって言うし、
迷惑じゃなければ一緒に途中まで飲んで行きません!!?
本当に迷惑じゃなければ、ですが◎』と、言っちゃってました笑
そしたら、
『あの、さっきちょっと気づいちゃったんですが、、、
阿佐ヶ谷の青二才さんですよね????そのポロシャツとか。。。◎』
僕らみんな『!!!!!!!!!!』笑
初めて乗った東北新幹線、たまたま隣の席に居合わせてしまった人が
『青二才さんですよね???』って!!!!
なんでも、その女の子は阿佐ヶ谷に住んでいて
帰り道は青二才の前を通って帰り、前から気にはなっていてくれた
みたいなんです◎
その子は僕らと違い、八戸で行われていた野外フェスに
取材をしに行く途中ということでした◎
その偶然に
もう、しない手はないですよね!!!!?
『乾杯を◎』笑
すぐさま前の席を反転し、向かい合わせ6人がけの席にして
東京駅で買った、ビールで乾杯!!!
それからも、車内販売のカートのお姉さんが通るたびに
『すみません、ビールを10本下さい』みたいな事が始まり
その日行われる、ねぶたの体力のことなど考えず
今出せる力を振り絞り、『余力を残さない美学』の下で
ビールに立ち向かい
一同は、酔った
そうです◎笑
ぼく、
最初、かなりのハイペースで飛ばして呑んでいたため
終点八戸に着くかなり前に眠ってしまったみたいです◎
まぁ、僕の余力はそこで尽きたんですかね笑
ふと起こされたら『八戸』でした笑
八戸駅のホームにてみんなでその子(あやちゃん)を囲み、
『じゃあ、また今度は阿佐ヶ谷で!!!!青二才来てな!!!』とそれぞれ
ハグをして、別れました◎
危うく、もう少しで胴上げなんてしちゃうところでした笑
そして、一同は乗り換え、青森駅を目指すのでした◎
続く◎