作品展示◎
青二才、日々営業していると
来てくださったお客さんが、
『今度、イベントするんだけどフライヤー(ちらし)置かせて!!』
とか
『ダンスの発表会があるからその広告置かせて!!』
とか
『前田慶次と直江兼続の置物おみやげで買ってきたから飾らせて!!笑』
とか
いろいろとお店の中にあるものが増えていく毎日です◎
先日、というか、けっこう前にお客さんとして来てくださった
『ハル』さんという文字を書く方がいまして、その会の最後に
『青二才さんにぜひとも作品を置かせてはもらえないですか?』
ということでした◎
今までは、チラシだったり、お土産の置物だったり
したのですが、作品ともなると、それに万が一のことがあった場合に
どうしよう。。。
と思ってみたり、作品ってやっぱり作った人の個性が強烈に出るものなので
それがうまく青二才の中にとけ込めるか、とかいう不安もありましたが
お話だけでも、と言うことだったのでハルさんとお話しすることに◎
お話をじっくりしてみるとハルさんは、昔水泳の国体選手までなったそうで
ものすごくガッチリしていながらも、物腰はすごく柔らかく
そして、誠実さがにじみ出るような人でした◎
見た目から年上と思っていたのですが(失礼!!笑)話してみると
一つ下でほとんど年も変わらず
普段は会社員としての職も持ちながら、自分で自分の時間を作り
書き物ではさまざまな場所で活躍もされていて
なんか、自分のやりたいことにストイックに向き合う姿が
井の村をしているときの僕や
三鷹青二才時代の僕らを見ているようで
『あぁ、この人も青二才だなぁ(褒め言葉!!)』
なんて、感じちゃったのです◎
(この場合の『青二才』と言う単語は自分が上にいるから
見下した言い方とかそういうのではなくて
自分と同じ匂いがする仲間のような気分ですね◎)
芸術的なものを見る目と言うのは
あまり無いことを自負していて、
具体的に『ハルさんの作品のこの曲線がすばらしい!!』
とか、『全体の構図が文句無いねぇ』とか言える人間じゃないんで
なんとも言えないのですが
ハルさんと話ていて
『あぁこの人の作品というより
この人がその場所に居る感じだな◎』
と
作品じゃなく人を置かせてもらうことにしました◎
そして、置いてもらうことにした言葉
『あ』
のみ◎
どうです??
いろんなことに意味が取れるでしょう◎
全ての始まりの言葉としての『あ』
だったり
『青二才』の『あ』だったり
他にも、考えようでは色々な意味があると思うのです◎
完成された文章としての言葉じゃなく
見る人がいかようにでも取れて、吸い込める一文字◎
『あ』
です◎
本当は、ハルさんの写真を撮ってこの日記に載せようと思っていました◎
でも、なぜかいつも話しているうちに忘れちゃうんですよ写真を撮るの◎笑
でもでも、むしろこの文字『あ』のように
これを見た人が、その言葉の裏の意味をそれぞれ探す楽しみがあるように
あえて、ハルさんの写真を載せないのも、一興だな、とこの日記書きながら思いました◎
漫画を読みながら、自分で主人公の声をイメージするようなものです◎
さてさて、想像してみてください◎
男性、水泳国体選手◎
姿が思い浮かべることが出来るのはこれくらいの単語からでしょうかね◎