- 2009年10月14日
- BY 道太
良いお酒
お酒を覚えた頃は
お酒は酔うために呑んでました◎
お酒の味を覚えた頃は
その時々で、自分の呑みたいお酒が明確になり
その時、その場所での自分の口に合う
美味しいと思うお酒を呑んでました◎
最近、よく思うのは
酔うことや、味以外に
旨いと思うお酒があるのです◎
あぁ、良いお酒を呑んでるなぁ、とね◎
こうも毎日、色んな人のお酒のシーンに立ち会っているのですが
はてさて自分のこととなってみると
前のように、仕事後のビール等はほとんど呑まなくなったし
あぁ、今日は無性に呑んで酔っ払いたい!
ってこともそんなには無いように思い始めてて
張り切って
さぁ、今日は呑むぞ!!
って場所をセッティングして呑むものじゃなく
なんだか自然の流れで
『んじゃ、一献(いっこん)』と始まるお酒の中に
そしてその時間に旨さを感じるようになっちゃったのです◎
中尾彬さんとか
高倉健さんとか
渡哲也さんとか
高島礼子さんとか
その世界なのかどうかは分からないですが笑
こないだの日曜日
井の頭公園であまりに気候が風が気持ち良くて
音楽も気持ち良くて
無理して呑むものじゃなく、ゆっくりと自分のペースで呑み始め
ゆっくりゆっくりと呑み
アルコールに支配されるでもなく
僕のエゴが僕を動かしているでもなく
そう、なんか呑みながらも常にニュートラルな状態◎
どっちの方角にも行けちゃうような
そのうちに
何か楽しいことしたい!
と思えば
周りにいる人たち(知ってる人も知らない人も)と
FREE HUGS
と書いたボード片手にハグし合ったり
隣で飲んでいた外国の方15人くらいの集団に混ざり
その場即興で、そのうちの1人の誕生日を
こちら側と合わせて50人くらいでお祝いしたり◎
しみじみしたい◎
と思えば、ウクレレ奏者の友人の弾く音を横に
ビートルズをつまみに一献してみたり◎
でもね、どっちの方角に行っても
最近、良いお酒と言うものを覚えてからは
みんなが楽しめる、お酒始めました◎
人がいて
お酒がある◎
その状況がやっぱり昔から変わらず好きで
そこを突き詰めていくと
最初に書いた
酔っ払う目的でもなくお酒が作用し
いつも呑んでいるものと同じ味のはずのお酒でも
とんでもなく印象に残る一杯になったり◎
だから、何が言いたいのか分からなくなってきましたが
日曜日、ライブハウス内で僕がステージに立って思ったこと
みんなで良いお酒を呑もう◎
そしたら、何か思いつきで
『右手にグラスを持って
左手は誰かの肩を持とう!』
みたいなこと言っちゃってました◎
知ってる人も知らない人も、そこにいた80人くらいかな?
みんな誰かの肩を組みながら
した乾杯◎
うん、お酒だったなぁ◎
お酒があって
人がいて
それだけなのに
自分も周りの人も両方幸せになっちゃう◎
そんなのって、やっぱりいいお酒でしょ◎