- 2009年12月23日
- BY 道太
450円の幸福
いやぁね
もうね
結果から言うと
ゆず湯最高!!!!!!!
宣言どおり
行ってきましたよ◎
ゆず湯◎
もうね、慣れたもんで
前と同じ靴箱に靴を入れ
あらかじめ用意してあった
500円玉を番台さんに払い
脱衣所でそそくさと服を脱ぎ
出てきた時に体を拭くタオルを浴室の入り口付近の台に置き
温度調節機能のないシャワー(だが出てくるお湯はjust適温!)で
髪と体を洗い、本日の目的のゆず湯へ!
こないだ行った時には
バスクリン風呂だったお湯は
おそらく今日のゆず湯のために
一新され、透明な色をしていました◎
あの時のおじいちゃんの
『お湯は毎日一緒だな』的なコメントを覆すような滑り出し◎
みかん袋のようなネットの中にゆずが
ゴロゴロと40個くらいは入っていたでしょうか
それが浴槽のお湯の上にぷかぷか浮いているのです◎
その近くに入り、
でも、あんまり香りしないんだな。。。
と思ってしばらく浸かっていたら
あとから一人のおっちゃんが入ってきて
『今年はゆずがちっちゃいねえ』
って◎
東京の銭湯事情どころか
450円になってから銭湯に来たのは
今日が二回目くらいの僕は
『あ、そうなんですか◎
いつもはもっとでっかいんです??』
なんて、素人まるだしの返答◎
でも
それから、おっちゃんとしばらく話し込みました◎
毎年5月の菖蒲湯の時と
12月のゆず湯の時には
風邪だろうが、仕事だろうが
必ず入りに来てる◎
ってことや
20年くらい前に一回
保健所の規制がかかって都内の銭湯全て
ゆず湯が衛生上の問題で廃止になった◎
でも、銭湯を愛する、日本のそういう文化と共に暮らす
人々の嘆願で、見直しが施され、また復活しているんだ◎
ってことや
まだ、この時間にゆずの香りがあんまりしないのは
入れたてだし、
『ほら、こうやってゆずを潰すんだよ◎
来た人がどんどん潰していくと果汁が風呂に染み出て
ほら、香りがするだろう◎』
って右手でその小ぶりのゆずを潰していくのです◎
その右手からにじみ出た果汁がお湯にのびて
一帯に香りが充満しました◎
『ゆずはまたお風呂屋の人が補充していくから大丈夫◎』
と言われ僕もそれに倣い、キュッと右手でゆずを潰してみました◎
いやぁ、いい香りね◎
その後
そのおっちゃんは先に湯から上がりましたが
僕は少しの間、静かにゆず湯を楽しんであがりました◎
帰りがけ
まだ、入り口付近のシャワーで体を洗っていたおっちゃんが
『せっかくだからもうちょっと入っていけばいいのにー』
と
「あ、でも、4時から仕事なんで。。」
と僕
『そっか、そりゃしょうがないね◎んじゃ、また菖蒲湯の時にでも会おうな◎』
とおっちゃん◎
うんうん◎
温かいなぁ◎
もう、銭湯大好きです◎
すごいと思うのは
銭湯の人(番台に居るような)とは
何にも話してないに
そこに居るお客さんの言葉から
よりいっそう好きになっちゃったってこと◎
そこに居る人々皆が好きで
その雰囲気がまた好きで
それが自然と伝染していっているってことね◎
そんな人たちが
保健所などの規制を緩和させて
行政を動かしたんだろうね◎
いやぁ
450円でこんな幸福が味わえるのかと◎
ホントにいいなぁ◎