- 2010年2月19日
- BY 道太
悔し涙
先日、営業後に神谷と話していて
二人して泣いてしまいました。
今、毎日面接をしているのですが
その日、面接を受けに来てくれた子が
あまりにも良すぎて。。。
その子は20歳
僕は直接面接をしたわけではないのですが
身長は一菜よりも小さく、多分145センチくらい◎
すごくよく笑い
履歴書も、歴代一位じゃないか!?
っていうくらい、丁寧に書かれており
東京はまだ、日が浅いらしく
面接時に中央線が止まってしまっていて
急いで新宿で丸ノ内線に乗り換えて
南阿佐ヶ谷駅から向かっていたのですが
いかんせん方角が分からず
何回も、走りながらお店に電話がかかってきて
『ごめんなさい!』と◎
そして、神谷の案内でなんとかお店に到着したのは
予定時刻から25分くらい遅れて、クタクタで◎
将来の夢もはっきり持っていたり
このお店で働きたい!
っていう熱意は行動や文字の一つ一つから
伝わってきて、とにかくものすごくいい子だったそうなんです◎
でも、彼女は
外国人だったのです。
ミャンマーから出てきてまだ、4ヶ月
日本語も片言で、飲食業の経験も無く
今回、できるだけ即戦力としての募集を
していた青二才では、どうしても雇ってあげることが出きませんでした。
ミャンマーから日本に出てきたのも
詳しくは書けないですが、母親と死別して
幼い頃に別れた、父親を頼って日本に来たこと
しかし、ほとんど記憶の無い父親にばっかり頼っているわけにもいかず
別の場所で一人暮らしを始め
厳しい生活と
そして、なによりも孤独という寂しさの中
仕事を探していたら
青二才のホームページに出会い
楽しそうな店の雰囲気に
お金を稼ぐというより
ここなら、自分の居場所が作れるかもしれない
と感じて
無理だとはわかっていながらも
最後のゲーテの言葉に涙するほど
心を動かされ
自分で動き出すきっかけとして
青二才の面接を志願したそうなんです◎
普段、のうのうと無意識に暮らしたり
どこかに面接を受けに行っても
とりあえず話を聞いてもらうのはどこでも聞いてくれたり
友達を作ろうと思えば簡単に話しかけられたり
つまり、僕らにとっての普通が
彼女にとってはものすごく贅沢なポジションなんです。
頼るところも無く
友達も居ず
お金も無く
右も左も分からないような日本で
僕らじゃ想像出きないような孤独と闘いながら
それでも前に進もうとしてる
それでも、動き出そうとしてる
そんな彼女になんかしてあげたいなぁ◎
雇ってあげられない僕らの地力の無さを
痛感して涙して、それでも
何か出来るんじゃないか、といま、みんなで考えてます◎
とりあえず
僕らが友達になるから!
何が出来るかな◎
その時は、これを読んでくれている
あなたも、その隣の人もぜひぜひ
友達になってあげて!
強要じゃないけど
心の底から、何かしてあげたいと思うんです◎
だって、青二才というお店と出会ってしまったんだから◎
ここに関わってくれた人すべての幸福を願うのです◎
だから、僕らも
動き出そうと思うのです◎
彼女が動き出したこの言葉とともにね◎
あなたに出来ること
出来ると夢見たことがなにかあれば
それを今すぐ始めなさい
むこうみずは天才であり
魔法であり 力です
さぁ、今すぐ始めなさい