- 2010年7月18日
- BY 道太
意識の浸透
昨日、家に帰ると
家の目の前に止めてある僕の自転車のかごの中に
空のペットボトルが転がっていた
商店街に面しているため
きっとそこを通る誰かが
飲み終わったところに、ふと
僕の自転車を見つけ
ゴミ箱代わりにしたのだろう
別にそんなことに腹は立てないのだけれど
そのペットボトルを家の中に持って帰ろうと思い
手に取ったところ腹部に記載された
リサイクルマークが寂しく光っていた
今日では
政治も
マスコミも
様々な企業も
ecoというキーワードのもとで
声を大にして
『環境保全』などをうたっているのに
本当に心の底から
個人の判断基準のひとつとして
ecoな人ってどれくらい居るのだろう?
と思ってしまった
我が家では
ペットボトルや
牛乳容器
お肉やお魚の発泡トレーなどは
別のゴミ箱が用意されており
出るたびに水洗いして
週に何度か
梨枝様がせっせと、近所のスーパーの
リサイクルボックスに運んでいる
これはecoな一面
しかし、夜寝る時に
窓を開けながら寝ていた梨枝様が
たいして前日と温度は変わってないのに
ある日、ふいにエアコンをつけ出すようになった
聞くと
『窓を開けて寝ていたら、天敵(虫)が入ってきた』
のだと言う◎
虫一匹で
ecoの牙城の一部が瓦解してしまうのです
かくいう僕も
商品を選ぶときに
『こっちの方がecoだから』
という基準はあまり持ち合わせていないのも
恥ずかしながら事実です
【電気代が節減できる】とか
【燃費がいい】とかは
実利に結びつくので判断する際の一つの
条件にもなり得ますが
【地球環境に優しい】とか
話が遠すぎてあんまり実感が無いのでしょうか
たまにドキュメントなどを見た直後などは
感銘を受けるのですが
実際自分が商品を選ぶという時に関しては
まだ、心に浸透しきっていないのです。
【地球環境に優しいけど、めちゃくちゃ高い掃除機】
よりも
【とにかくよく吸い取る掃除機】
の方が食いついちゃうのです。。
僕が町のゴミ拾いをするのも
環境に優しいからじゃなく
ただ、単に
『町は綺麗な方がいい』と思っているから、
『その後のビールが旨くなるから!笑』
の二点だけです◎
何年か後に
日本人の大半が判断基準の大きなひとつとして
ecoを持ち合わせていたら、それはそれは素晴らしいことだと思います◎
世界基準を先行して作り上げた国
なんてかっこいいもんね◎
千里の道も一歩から
で小さなとこから
気軽にできることから始めていかなきゃね◎
でも、ペットボトルを見て
人に、新しい意識を浸透させるのって
本当に難しいんだな、と
ま、そんなわけなので
みなさんペットボトルは
誰の物か分かんない自転車のかごではなく
ちゃんとリサイクル可能な
ゴミ箱に捨てましょうね!!