- 2010年9月10日
- BY 道太
物を大事にすると言うこと
この間、休みの日にものすごく久しぶりに
映画と言うものを見た◎
ま、いまさらなんだけど
TOY STORY3ね◎
『1も2も観ていない君(僕)でも、大丈夫だよ!』という
お客様からの事前情報がごとく
しっかりと泣いてしまった◎
あんまり寝てなかったので
会場内で寝てしまうんではないかと危惧してたんだけど
そこは、まったく問題なかった◎
むしろ、あまりにも集中しすぎて
映画館の外でぐったりしてしまった方が
問題かもしれない◎
ストーリーはさておき
物は大事にしなきゃな◎
と、それを見た多くの人が感じているはずのような
そんなことをつくづく思った◎
さて、そこで自分の行動に省みるが
僕は物を大事にしているのだろうか?
貧乏性なので
色んなものが捨てられずにいたり
前にも書いたが
僕の自転車なんて、かれこれ10年くらい乗っている代物だ◎
携帯だってだいたい、バッテリーの寿命が来てからじゃないと
換えようかななんて気にならないし
洋服だって、ずっと同じようなの着てるし
けっこう、物持ちはいいほうだと思う◎
だが、それが果たして
物を大事にしている
と言うことなのかな。と思ってしまった◎
自転車も
洋服も
携帯も
使っていて使えるから
まだ、使い続けるだけであって
できるだけ長く使うための努力と言うか
配慮のようなものはしてないんじゃないか
と◎
飽きたので新しいものに換える
という選択肢がないだけであって
愛着を持って本当に大事にしているものって
少ない気がしてならない◎
なぜ、そういう事態になったのか
選択肢が多すぎるゆえのような気もする◎
靴は
まだ、履ける
が
新しいものを買おうと思えば買える
靴にお金を回すんだったら
新しい洋服を買おう
が
もし、どうしても靴が必要になったら
いったん洋服を諦めて、靴を買おう
いや、安いあの靴だったら
洋服も一緒に買えちゃうんじゃないか
でも
まだ、この靴は履けるからいいや
とね◎
それしかない
その物がなくなったら本当に困る
というものが
どんどん少なくなって来ているような気がする
人間関係だって
携帯でも
webサイトでも
じっさいこのお店に来てくれたりしても
色んな方法で繋がっていくことができるようになっている◎
選択肢が無く
一回会うという約束が果たせない
ただそれだけで
ドラマになっていた時代の
みんなが涙したあの時代の感覚は
もう、どこかへ行ってしまったのか、と思う◎
選択肢があることに甘えて
現実に、大切にするということを
見失いがちのような気がしてならない◎
この三周年にあたり
青二才は
僕は
神谷は
うちのスタッフたちは
この店を取り巻く色んなものや
お客様のことを
できるだけ長く一緒に居られるように
努力しているだろうか、配慮しているだろうか
と◎
そして、一緒になって楽しめているだろうか
と◎
新しい靴が欲しいと思う人だってたくさん居る◎
履き古すまで同じ靴を履く人も居る◎
でも、『この靴じゃなきゃ嫌だ!』と
大切に履いてもらい、少しでも長く共に過ごし
たくさんの思い出と共に履き古される靴になりたい◎
その為には
僕らも物を大切にしなきゃな、と思う◎
そして、その心って
きっと色んな人に伝染するのだと思う◎
ここまで求めちゃいけないんだろうけど
僕らが大切にするのと同じくらい
きっとお客様も大切にしてくれるんじゃないかと思う◎
誰かを幸せにするのに全力になれるチーム◎
僕の軸がぶれちゃダメだな◎
きっともっとたくさんの人を幸せにできる気がする◎
うん◎
だから、あんなに
TOY STORYが人気あるのだろうし
あんなにも
みんなが涙していたのだと思う◎
すこし、涼しくなってきた
秋の気配の中で三周年と照らし合わせて
そんなことを思ったのです◎