文字の限界
日記を書こうとして
PCと向かい合い、早15分
一向に言葉が出てこない◎
書きたいことは決まっているのに
そんな、たいしたことではないのに
言葉が出てこない◎
ま、あんまり引っ張っても
アレなんでサラッと書いてしまえば
ナツの声がめっちゃくちゃ面白いのである◎
ここ4日間親戚の家に行くので休んでいた
ナツが青二才に帰ってきてみたら
2日ほど前に風邪をひいてるのに
飲んで、のどを潰したらしい◎
第一声
『お”は”よ”う”ござぃ”ま”す”』だけでも
僕ら、大爆笑◎
ただね、これが
文字にすると一気に伝わらなくて
さっきから手をこまねいているのです◎
例えば
比喩をして
朝方の青ひげが生え始めた新宿二丁目の住人
のような声としても
伝わらないし
映像を撮って
それをyoutubeにアップするほどたいそうなネタでもない◎
ただ、声が面白いって言うだけだ◎
頑張ってアップしたところで
僕ら以外たいして面白いわけでもないし◎
でも、なんだろう
このもどかしい気持ち◎
分かるかなぁ◎
言葉でしか伝わらないこともたくさんあるのに
こんな身近で些細なことをうまく伝えられない◎
まだまだだなぁ◎
朝起きて
キッチンにお茶を取りに行こうとしたら
テーブルの角に小指をぶつけた時とか
口内炎にレモンが沁みた時とか
高円寺BUNGOのアサリとトマトの旨みたっぷりの
鶏のグリルを口に含んだときとか
瞬間最大風速は
瞬間であるゆえに最大であって
一瞬にして旬を過ぎていく◎
もっともっととっさに
瞬間最大言葉を操れるようになりたいね◎
東の空と共に
二丁目の住人の顎が青白くなる時間
僕は毎日、その日最大の睡魔と闘いながらそんなことを思う◎