一菜へ
10ヶ月間お疲れ様でした。
あのね、いつもはだいたい何でも
ま、なんとかなるだろ
とか言って
特に弱音も吐かず
かと言って強がりもせず生きてきてるんだけど
今日はね、最後だからちょっとだけ弱音を吐いちゃってもいいかな
いいよね
今ね、この時を迎えて
本当に嫌だ。
毎回毎回いろんな人が青二才を卒業して行くけれど
やっぱり慣れることなんて無く
卒業しちゃうのは嫌だ
この先に
こんなね、毎日毎日一時間もかけて通勤してくれる
アルバイトなんて他にできるかな?できないよ◎
いまでも、実は新人さんに危機感を持たせるための
演技でした!また明日からよろしくお願いします!
なんてのを期待しちゃったりね
いったい
この小さな体のどこからその元気が出てくるんだろう
一菜が笑うだけで、周りも笑う
んで、周りが笑っていると一菜ももっと笑う
本当はもっと僕に出来ることがあったんじゃないか
もっと、一菜は青二才で働けたんじゃないか
一菜の度量に甘えすぎていて、僕らが手を抜きすぎていたところが
あったんじゃないか、とかたくさんかえりみる
自分を犠牲にして
自然とスタッフ内の全ての人の潤滑油になっていて
疲れちゃったり
お母さんの手紙にもあったように
気を抜くことを知らないのが怖い
出来ることであれば
そんなに頼りにはなん無いかもしれないけれど
迷った時や挫けそうになったときに、一家族として
ちゃんと支えてあげるから
みんなで仕事後にご飯を食べたり
みんなでジャンケンしたり
営業後に俺ん家に飲みに行ったり
僕ら酔って年甲斐なく毛布かけてもらったり
そんなんが一気に無くなってやっていけるんだろうかな
こちらサイドの勝手な意見だけど
一菜の家族に次いで
誰よりも一菜のことを必要としているってことには
自信がある僕らです◎
青二才を卒業しても
ちゃんと一菜の居場所はここに残るからね
安心して、飲みに、食べに、働きに帰っておいでね◎
僕ら
なんにも教えることは出きなかったけれども
やっぱりね
自分のやりたい事をやってるのが
自分の楽しいと思うことをやってるのが
自分のしたいことをしながら多くの人に囲まれて
生きて行けるのが
ちょっと大変だけどこんなにも楽しいことなんだよ
って
これからの一菜の人生にも沢山の幸せが待ってるから
そのひとつひとつに楽しみながら飛び込んでいって下さい◎
応援してるよ全力で◎