求めすぎるということ

家の近所の例のロックが流れているスーパーにて

こんなものを見つけました◎

ワタリガニの缶詰
100%蟹肉使用!

198円!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

だいたいスーパーに行く時は

『何を食べよう?』と思いながら行くので

先日の日記のように
『ラー油に合うもの!』とかを

まるで自分の家の冷蔵庫を見て
メニューを考えるように

スーパー内をうろうろするのです◎

そしてその日のお昼の献立をスーパー内で考えます◎

なので
先述のカニ缶を見つけたときにも

『あぁ!今日はこれだ!これに決定!』

ってなりました◎

だって、とにかく安いんだもん!

カニって言ったらもっと高いものだと思ってた◎

家に

パスタはあるのを確認済み◎

トマト缶もあったな◎

他にも色々使えそうな具材はあったはず◎

あ、生クリーム無いから買って行って

あれにしよう◎

ズワイガニのトマトクリームパスタ◎

よし、決定◎

こういう意思決定の元

カニ缶198円

生クリーム358円を買って

お腹を空かせて家に帰りました◎

もう、頭の中は

カニのトマトクリームソースを作る段取りでいっぱいです◎

材料を炒めてー

トマトを入れてさらにちょっと煮込んでー

味を調えてー

最後の方に生クリーム入れてー

あっ、その前にある程度手前でパスタ茹ではじめないとな◎

なんて◎

んで、家に帰って

一通り材料をすべて
キッチンの台の上にそろえて

鍋を準備してー

よし!とりかかろう!!!

まず、カニ缶を開けよう◎

開けよう◎

開けよう◎

あれ?

プルトップじゃない。。。。

あまりに安い缶詰だったので
あぁ懐かしの缶切り方式だったのです◎

もうね、家じゅう探し回りました

キッチンの引き出し

押入れの工具類入れ

向かいのホーム

路地裏の窓

こんなところに居るはずも無いのに

なんて

ありとあらゆる可能性を考えて

引き出しという引き出し全てをチェックしました。。。

が、

無かったのです

缶切りが。。。。

その頃には探すのに疲れて

もう、トマトソースのパスタでイイや。。。

ってなってました。。。

それから数日経った昨日

前日の
チキンのトマト煮のスープが残っているのを
把握していた僕は

僕は近所の100円均一ショップで
缶切りを購入しました◎

そして

ついに念願の
缶の開封という儀式がやってきたのです◎

待ち焦がれて
生クリームの賞味期限が
明後日くらいになっていました◎

そのリミットもあって前日くらいから実は
何とか自分の脳内欲求を
カニのトマトクリームパスタに持って行ってました◎

そしてついに開封◎

もう、かれこれ10年くらい缶切りというものをもしかすると
使ってなかったのかもしれません。。

最初に刃を入れる時や、キコキコ切るという
懐かしいあの感触と共に
中から、びっしりと詰まったカニが
姿を現しました◎

この198円の缶詰と
この105円の缶切りさえあれば

これから先にいったいどれくらいの
カニ献立が出来るだろう!?

と思いながら◎

んで、期待に胸を膨らませて

とりあえず味見味見◎

料理の醍醐味だよね味見って◎

ん??

ん????

これ、カニか。。。。。

う、

旨くない!!!

期待値メーターが
一度の断念を越えて
そのメーターを振り切るほどの期待へと化けていて

198円と言う価格と、
かのロックなスーパーでの購入という現実を忘却のかなたへ
運んでいた模様です

あの日
あのあとすぐに
この缶詰を食べていたら
こんなにもショックじゃなかったのに

高まりすぎた期待が
その缶詰の味をものすごく残念なものにしていました。。。

そもそも、そんなに期待しちゃいけないくらいの値段なのに

あぁ、198円だからしょうがないか、って思って当然なのに

勝手に僕が
彼の評価を過大にしてました◎

おぉ、人間って恐い恐い。。。

相手に求めすぎると
普通のことも、がっかりしちゃうんだな。。

カニ缶からまた、学びました◎

でもね、その後は何とか挽回して

まぁ、普通のカニのトマトクリームパスタに
なりましたよ◎

ちょっと量は作りすぎましたが◎

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