- 2011年5月2日
- BY 道太
ただの雨
過ごしやすい季節に入ってきた今日この頃
久しぶりに昨日雨が降った◎
お店の中から雨を見て
被災地の方を思う
僕らにとっては普通の雨が
たかが雨なのに、きっと避難所の体育館では
天井に落ちる幾万の粒が大きな音を出し
重く暗く圧し掛かっているのであろう
と思うと、どうにもこうにも心が締め付けられる
政府がどう
東電がどう
とかではなく
今再び僕が、僕たちが
出来ることを思う
瞬発力の求められた震災直後でなく
今は、持久力が求められるのだと思う
今出来ることでなく
今からずっと出来ることを
考えなきゃな◎
16年前父が亡くなった時
人で溢れたお葬式の
後の静けさが一番不安にさせた
結局、家には誰も居なくなるのか、と
ただ、静かな家の中が
今までも、同じくらい静かだったはずなのに
どんな静寂よりも静かだった
被災地の方にとって
震災直後瞬発力を要求された頃の
モチベーションを持ち続けるのは
すごくストレスが溜まる物だろう
どんどん、不安は蓄積されていくのに
徐々に、お葬式の後
みたいになってないか
不安で潰されてないか
本当に、思う
お酒や、僕らの持っている力を使い
ずっと続けていける何かを
考え、実行していかなきゃ
と思わせてくれた
昨日の雨でした◎