サマソニ回顧2
アレね、分かっちゃいるんだけど
三つ子の魂百までって言うじゃない◎
だから、しょうがないよね◎
そりゃ、宿題溜め込んじゃうよ◎
あんなに精神的に追いやってくるサマソニなのに
気がつけば二週間前ぐらいまで時期が迫ってきちゃってたんです◎
時間のかかる手配系の項目(レンタカーとか保健所の申請とか)は
ある程度、済ませてたんですが
実際の営業において出す商品のレシピや、
価格
ネーミング
実際の店舗のデザイン
オペレーション
そして見たことも扱ったことも無いような食材の大量発注
などなど、、、
山が大きすぎて
どこから登り始めればいいのか分からないような状態でした◎
ただ、やり始めないと
いつまでたっても登ることが出来ないので
毎日営業中の暇な時間を見つけて
神谷が設計図を起こし
僕はキッチンチームと
試作を重ね、食材の総量や発注先の選定を◎
一週間前ともなると
いよいよ、時間が切羽詰ってきて
営業が終わり
少しだけ寝て
朝からホームセンターに行き
資材を買出し、
次の日は
木材の切り出しをやったり
広告用のPOPを作ったり
レンタカーを借りて
テントやテーブルなど厨房設備を借りに行ったり
と、嵐のような忙しさでした◎
そんな折に
僕は実家に、神谷たち他のメンバーは、ねぶた祭りに、と
営業
サマソニ
それ以外のこと
全てをこなし
どんどん時間が過ぎていったのでした◎
やってもやっても終わらない◎
そんな時間はあっという間に過ぎ行きました◎
僕と神谷は
睡眠時間一時間◎
そんな日ばかりでした◎
だけど、いつもいつも
寝坊&遅刻の常連である神谷が
一回もそういうことなく気を張っているのが伝わり
僕も負けてられなく、睡眠時間を削り動き回りました◎
そしてサマソニ前日◎
朝5時に東京を出て
店舗テント設営に◎
ベテラン勢の落ち着いたこと落ち着いたこと◎
何をやるにも
ドキドキしながら
初めて足を踏み入れたでかい会場にもドキドキしながら
設営開始◎
他の店舗が夕方4時過ぎには帰りだす頃
僕らだけはまだ、足場を組んでました◎
その後は日も暮れ
僕ら以外は明日に備え、誰も店舗営業する人間は居なくなり
運営の人が心配そうに見回りに来てくれるような状態◎
それでも
僕らは必死に初めての僕らの場所作りをしました◎
その頃
青二才では
届いた、大量の鶏肉や野菜に
お客さんを含めた何人もの人が
手伝ってくれ、仕込みをしてくれていたのです◎
ある人は昼から鶏肉300kgに向かい合い
ある子は大根50本をずっとおろし続け
ある子は仕事帰りに寄ってくれ色々と手伝ってくれ
ネギを切ったり、荷物を車に積み込んだり
(写真ない方ごめんね!特に昼からずっと手伝ってくれた貴ちゃん!岸!)
僕だけ
休んでなんていられないもんね◎
本当に本当にありがとう◎
全ての素材や荷物を積み終わったのが
当日、朝の5時でした◎
再び寝ずに
幕張に出発◎
きっと
他のお店の方は
もっとスムーズに色々用意して
こんなに汗水流さず、睡眠時間も取り
万全にやってるんだろうな
と思ったら
久しぶりに、三鷹の青二才時代を思い出しました◎
日曜だけ無理を言って借りていた店舗だったので
営業が終わり
朝の三時ごろ
汗だくになりながら
床を雑巾がけしてたな◎
『神谷ー眠い!!なんで、あと数時間したら仕事が始まるのに
こんな時間に雑巾かけてんだろうな俺ら!?』
『ちくしょー早く店持ちたいなー!』
なんて言いながら
でもその雑巾がけの時間が
嫌いじゃない、みたいな感覚◎
でかい山に全力で向かう
そんな感覚が今回もあったのです◎
そして
いよいよ当日営業開始へ◎