- 2011年10月16日
- BY 道太
入口はカジュアルに
自転車通勤をドライヤー代わりに利用している僕にとって
自転車のパンクと言うのは、通勤の足を奪われる以外に
天然の風によるブローも無くすと言う事態なのだ◎
おかげで半分濡れた髪で
自転車は自転車屋に預けて
駅まで歩いて、の電車通勤となった◎
僕の住んでいる高円寺は
サブカルチャーの町として
『日本のインド』の称号を縦にしている◎
(今、変換機能で知ったんですが
ほしいままにしているってのは縦にしているって書くんだ、へぇ◎
ちなみに恣っていうのもあるみたい)
春になれば陽気と共に
アーケード商店街の屋根の下で酔い潰れ
朝を迎える酔っ払いがたくさん現れ
夏になれば暑さと共に
今は無き高円寺のガンジスと呼ばれた
高円寺駅南口ロータリーの噴水池で水浴びをする者が増え
秋になれば秋の夜長と共に
朝日がとうに昇った朝8時を
まだ夜だと思い、飲んでいるような人々が増え
冬になれば寒さと共に
『寒い中呑む酒が沁みる!』
と極寒の公園で鍋をしたりする人々が現れ
まぁ、良くも悪くも
他の町からしたら、やたらと住んでいる人の生命力が強い
のが、高円寺の町の住人の特徴である◎
ただ、この日本のインドも
一朝一夕に出来上がったわけでなく
あらゆる事象が重なり、立地や元々の地域性や
変わったお店の数々、駅近辺の町の造りなど様々な偶然が重なり歴史となって
この地位を築き上げたものだと思っている◎
阿波踊りを始めとする、爆発力のあるお祭りの数々
新宿、渋谷、池袋へどれも20分以内で着いてしまう立地
たくさんあるライブハウス、古着屋
そして安い飲み屋◎
これらが全てその土地に根付いているからこそ
新しい文化の発生源にもなりやすく
また、新しい文化が産まれることへ容認されやすい土壌でもあるのだと思う◎
常に変化し、受け入れていく
そんな心持こそ高円寺に住む多くの人が持つ
素晴らしきポテンシャルなのかもしれない◎
そしてそれ故に、高円寺の町は
サブカルチャーへの入り口がやたらとポップで
気軽なものとして、そこらじゅうに点在しているのも特徴的だと思っている◎
飲み屋で飲んでいたら
その方面では有名なバンドの人が隣席で普通に飲んでいたり
普通の町にあったら、怪しくて入れないような
ちょっと宗教じみているぐらいの薄暗い雑貨屋
昼過ぎから、でっかいボングと呼ばれるなんとも怪しい道具を使って
香りのついた煙を吸い、チルアウトする水タバコカフェ
とにかく
この町にある限り
なんだか、怪しいものも普通に受け入れてしまうようなそんな町なのだ◎
そんな無数にあるサブカルチャーのカジュアルな入り口
歩いて通勤している際に
その極みとも言えるものを見つけた◎
それは
タトゥー専門ショップの入り口に鎮座していた◎
僕は体にタトゥー及び刺青などしていないので
全くその世界が分からない
それゆえに、失礼ながら
勝手な先入観で、少し怖いイメージがある◎
が
ここは高円寺◎
何も知らずにただ『怖い』とだけ思っていた
僕の先入観を覆すような代物
それがこれだ◎
あの、観光地によくある
裏に回り、顔を当てはめて記念撮影をするアレだ◎
うん、さすが◎
こ、こ、怖い。。。。。
でもこれ、凄いな◎
濡れ髪
一人で、撮影をする勇気は出ませんでした。。。