よめライン

最近、どうにも

違和感を感じる瞬間がある◎
引っ越しのため

不動産屋さんをいくつか回っていたのだが

その中でも、信頼のおける人とはやはり仲良くなり

年も近く話しやすいし

途中から、その不動産屋さんを中心にいろいろな物件を紹介してもらっていた◎
が、

結局のところ

不動産屋さんにとって僕はお客さんであり

僕にとって不動産屋さんはアドバイザー的な立ち位置だったため

友達なんだけど会話は全て敬語をお互いに使うような

プライベートでの飲み友達、みたいな関係ではなかった◎
それでも、僕は彼のことを信頼していたし

いろんな物件を内見している時間は色々なことを話していた◎

梨枝様が一緒に来なくても

僕だけでもよくそのお店に行き、内見回りもしていた◎
その際に

僕と彼で話すことと言えば

当然、梨枝様のことについての

話も多く出た◎

『今日、奥さんはお仕事ですか??』

『今日の物件の水回りとか奥さんはどんな風に言われますかね??』

『奥さまとはどこで知り合ったんですか??』
などなど◎
そこで、だ
僕は、毎度、その返事をするときに
『あぁ、うちの梨枝様は今日は仕事なんですよ』
などと、言えるはずもない◎
かと言って

『うちの嫁は』と言うとなんだか、僕が随分と偉そうだし

『うちのは』なんて言うともっと偉そうだし

『うちのかみさんは』は、僕のキャラじゃない◎

かと言って

『うちの彼女は』と言うと『もう彼女じゃないのに!』と怒られそうだし

『梨枝は』と言うほど、彼と名前同士で呼び合ったりはしていない

まぁ、一番妥当な線として

『うちの妻は今日仕事なんです』

だと思うのだが、

実際、僕はまだきっと

ライン

も越えてないのだ◎
つまり

と言う単語を使いこなせるほど

こなれた夫に成れてないのだ◎
結果

友達のようで友達じゃない彼のような立ち位置の人に

と表現するのに違和感を感じ

『うちの奥さんは』とか

『うちの奥様は』とか

なんだか、ぼやっとそんな照れ隠しのような単語を使っていたと思う◎
だが今思えば、それも違和感を感じざるを得ない◎
はたして、今年結婚式をした

多くのメンバーはそれぞれ

人になんて言っているのだろう◎
今度聞いてみよう◎

僕もいつか

『うちの嫁はさー、朝に弱いんだよね』

みたいな、こなれた夫に成れる日が来るのだろうか
僕にとってはそうとう高いハードルなんだけどな◎
実に分かり辛くどうでもいい日記でした◎

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