6番さんの生ビール
これを書くことによって
一気に営業が一部やりづらくなるのだろうけど
書いちゃいます◎
先日
ラーメン屋に行った◎
「ご新規一名様4番でーす」
元気のいいお兄さんが
席まで案内してくれた◎
その後、注文し
ラーメンが出来上がるのを
カウンター越しに見ていた◎
よく行くラーメン屋だ◎
手筈は知っている◎
そうそう、沸騰したお湯の中に麺を入れるとすぐに
そのお湯を器に入れ、器を温めてくれるんだよな◎
そうそう◎
いつも通りの流れ作業を
いつものように眺めていた◎
ふ、と
隣の人が
「すいません生ビール下さい」
と◎
すると
カウンター内でラーメンを作っている人が
「6番さんに生ビール一丁!」
と◎
「はいよ!」
とホール側のスタッフが◎
いつも通りの流れだ◎
が
運が悪い
6番さん
ホールのスタッフも新入バイトさんだったのか
「すいません!6番さんの生ビールのグラスが冷えてません!」
と◎
すると
茹でているベテランの人は
「いいから、早く6番さんにビール出せよ!」
と◎
なんだこれ?
もうね、僕の隣に居た6番さん
吊るし上げですよ
広いわけじゃない店内
全ての人が
「あぁ、あの人が6番さんか」
「ビール頼んじゃったもんね」
「そのビール、グラス冷えてない状態で出されますよ」
と心の中で思ったに違いない◎
そして、名も知らぬ
6番さんは
冷えてないグラスに注がれた
いや
冷えてないのは全員が知っているという、グラスに注がれた
ビールを
申し訳なさそうに飲んでいた
もう一回書くよ
なんだこれ??
よくよく考えてみた
「ご新規一名様です!」
と通された僕
小椋道太です◎
まぁ、いいや
「4番です!」と◎
この時点で
僕の代名詞こと
セカンドネームこと
「4番」
が強制的に命名された◎
ミドルネームが
店内で
Dota Yonban Ogura
と命名された◎
まぁ、それもいいや
でもね、今思えば
僕が「4番」というのも
ぬるそうなビールを飲んでいるセカンドネーム「6番」の彼も
分かっちゃっている◎
きっと、起源を辿ればスタッフ同士で
お客さんに分からないようにするための
言葉だったはず◎
麺を茹でていて
手が空かない
スタッフが
「6番さんのつけ麺より先に、4番さんのラーメンが出ます!」
と
すると、ホール側のスタッフが
「ごめんなさい、つけ麺は少々茹で時間いただいてます」
と、6番さん(仮)に伝える為のツールとしての隠語だったはず◎
どうせ、いたちごっこだもんね
バレちゃいけない
バレなければ「6番野郎」で良い
とかそういうのでなく
本来は
お客さんに気持ち良く過ごしてもらえるため
に
スタッフ間ではそのお店独特の
共通言語としての隠語を使う◎
わけであるのを
忘れきっている◎
青二才でも
きっとそうだ◎
ハッ!としちゃったもん◎
全てにおいて、
そもそも、ってのを
考えないとね◎
そして、出来る限り
俯瞰的に
全体を見なきゃね◎